2. 土地の上手な探し方は「ある程度、おまかせ」
それでは、条件のいい土地をどうやって探せばいいのでしょうか?
答えは、宅地建物取引業法をおこなっている住宅会社に希望の条件を伝えて、建物と一緒に「ある程度、おまかせ」にすることです。
今回は、住宅会社に「おまかせ」するにしても、伝えるべきポイントや条件、住みたい場所の最低限の知っておくべき選定方法などを紹介していきます。
2-1. ご自身で注意すべきポイント
ただし、住宅会社にまかせる際にも伝えるべき条件や、単純に “丸投げ” にならないよう、注意すべきポイントがあります。
それは、以下の3つです。
・住みたいエリアのハザードマップを確認しておくこと
・おおよその希望の間取り、月額でのローン支払い希望額を伝えること
・検討中の住宅会社の見学会に参加したり情報交換をするなど、自分達のために探してもらえるようPRをすること
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まずは、住みたいエリアのハザードマップを確認しましょう。
例えば富山市内であれば、「各種ハザードマップ|富山市公式ウェブサイト」から見ることができます。
地震(揺れやすさ・液状化)や、洪水津波のマップは必ず見ておきましょう。
ただ、各地で地震が多くなっている昨今、日本国内で “ 確実に安全な場所 ” はありませんので、参考程度にして怖がり過ぎずに考えましょう。
また、不動産会社ではなく住宅会社に希望を伝えておくことで、総予算の中に建物も含めて納まるかどうか?がわかるので、不動産会社よりも住宅会社に相談した方が早いでしょう。
大抵の住宅会社は、宅地建物取引業免許を持っていることが多く、土地探しも全く問題ありません。
2-2. 検討中の住宅会社と情報交換等をするメリット
つづいて、少し違った視点に見える、「自分達のために探してもらえるようPRする」という点について深堀していきます。
検討中の住宅会社と情報交換をしていると、自分たちが考える予算感・優先順位などが、徐々に伝わっていきます。
住宅会社に自分達の意思が伝わっていると、土地だけでなく建物・諸費用も含めて、バランスを考えて土地の選定をしてくれるメリットがあります。
さらに専門家から見た注意点も考慮して、住宅建築に適しているか否かを判断してくれます。
なかなか、自分達では気づかない点もあり、任せることができそうな会社に頼ってみましょう。
また、タイミングと条件が合えばネットに出回っていない情報も、普段から担当者と会話していることで、早く教えてもらえるメリットもあります。
ぜひ、住宅会社と “上手に” 付き合っていくことをおすすめします。