1. 家をおしゃれにする3つの部位
家は額縁のように捉えることが大事で、小物や家具などアクセントを加えながら完成させていくものであり、家だけで完成させないように考えることが大事です。
ただ、家全体をおしゃれにするための基本として、屋根・窓・玄関の3つの部位に配慮するとよいでしょう。
◆屋根

屋根を工夫すると、おしゃれな外観になりやすいです。
ただし、「必ずこうすればいい」という方程式はなく、中の間取りとファサード(正面道路からの見え方)とのバランスをしっかり取らなければ住みにくい家にもなりかねません。
また家のコーディネートやスタイルによっても、屋根の見せ方が変わってきます。
モダンな外観であれば軒の出を短くする、和モダンであれば屋根が大きく見えるような設計にするといったデザインに応じた方法・傾向はありつつも正解はありません。
◆窓

つづいて2点目、内観をおしゃれにするポイントは窓です。
窓の配置や大きさ、内外からの見え方等、窓は部屋の額縁としてインテリアの1つになります。
そのため、窓と言ってもエクステリアやカーテンもおしゃれにするために必要な要素と言えます。
さらに、窓=引き違い窓を想像する方が多いですが、その窓の種類も様々となっており、デザイン性と機能のバランスを考えた選択がおしゃれを左右してきます。
◆玄関(ファサードからの見え方)

屋根と同様、外観を大きく左右する要素として玄関の見せ方があります。
シンプルモダンなデザインにしていくと、玄関を正面(ファサード)から見せないような設計が好まれる傾向にあります。
しかし、例えば重厚なデザインに寄せていくと、玄関ドアをあえて正面に見せるコーディネート方法もあり、一概に玄関ドアが見えなければおしゃれになる、というわけでもない点は注意です。
1-1. おしゃれにする法則はあるが正解はない

このような抑えるべき基本的なポイントは存在しますが、実はそれは「あなたの家にとっての正解」とは限らないのが建築の難しいところです。
言い換えれば、そのバランス感が難しいからこそ「なんかかっこいい」「なんかダサい」といった “違い” が生まれてきます。
建築では、土地も違えば使う素材や部材なども様々な設備・素材を組み合わせて完成させていくため、インスタなどを参考にしながらマネをしても、本当のおしゃれの違いは埋まりにくいのです。
つまり、組み合わせるそのバランス感覚は住宅会社、もっと言えば設計士やコーディネーターの違いであり、建築の面白くも深いところに辿りつきます。