2025.03.14

建売や規格住宅ではなく、注文住宅をあえて選ぶ理由を紹介します。家を建てる本質的な目的や価値とはなにか?家づくりにおいて大事な問いの答えや、家づくりに関わる考え方を見直すことができる内容になっています。注文住宅でプライスレスな人生設計を。
今回は、注文住宅を選ぶ「価値」をお伝えしていきます。
昨今は、建売分譲や間取りが決まっている規格住宅も人気ですが、あえてフルオーダーとしての注文住宅を選ぶ価値とは?
間取りを自由に組めること以外に、なにがいいのか?
それでは、当コラムの要点を冒頭でお伝えしていきます。
・注文住宅を選ぶ最大の価値は、「あなたが住みやすい間取り」を実現できるところ
・プライスレスな価値の実現は、住宅会社の力量で左右されますが、自分たちの理想以上を超える会社を選べる点が注文住宅の最大の魅力
・動線など自分の「ベスト」に設計できることで、長く住み続ける時間の快適性、そしてストレスフリーな生活を実現できる点が注文住宅を選ぶ価値
・プライスレスな満足感を提供できる住宅会社は意外と少なく、施工事例だけでその差を見極めることも難しく、気になった会社の見学会などは積極的に行って現物を見よう
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1. 注文住宅を選ぶ2つの価値
注文住宅は文字通り、間取りや仕様などを注文できる家のコトです。
自由設計として、住む人のニーズに合わせた設計ができる点が魅力ではありますが、そんな当たり前の話ではなく、規格住宅や建売を超える真の魅力はなにか?を紹介していきます。
1-1. 土地と周辺環境に合った設計がもたらす価値
出典:ホテルライクで機能的な家
どんな新築も、土地に合わせて間取りを落とし込みます。
建売は住宅会社側が、「売りやすい間取り」を落とし込んで建てることが多いです。
「売りやすい間取り」と「あなたが住みやすい間取り」は必ずしも同じではありません。
また、間取りがパターン化されている規格住宅の場合、価格はリーズナブルかもしれませんが、土地にフィットするとも限りません。
広大な土地であれば気にする必要はないかもしれませんが、富山でも中心部や分譲地になってくると、土地面積は限られてきます。
また、新築時には隣地や日当たりの関係性を考える必要がありますが、規格住宅では間取りがパターンになっているため、そのあたりは一切考慮されません。
つまり、「あなたが住みやすい間取り」かつ「周辺環境」まで考えると、注文住宅にする意味と価値が出てきます。
1-2. プライスレスな価値を実現する
2つ目の価値は、自分好みにできることに尽きます。
色んな間取り、設計、コーディネートがありますが、自分たちの価値観・生活スタイル・思考を反映できる点が注文住宅の価値と言えます。
1から練って検討できるため、例えば帰宅後に手を洗いたい人、すぐお風呂に入りたい人、様々な価値観や生活スタイルがあります。
この要望に沿った間取りにすることで、日々の生活をスムーズに暮らす価値をどう考えるか?ではないでしょうか。
さらにデザインは、まさに「目に見える性能」。
数十年暮らす家が、賃貸住宅とあまり変わらない味気ないものでは、少し残念ではないでしょうか。
昨今は断熱性・耐震性といった基本性能は抑えたうえで、暮らしの満足度を上げていけるデザイン性を煮詰めることができる点が注文住宅の価値と言えます。
2. 注文住宅がもたらすプライスレスな満足度
出典:インナーガレージのある和モダンの家
よく建売と注文住宅での差で語られる、自由設計の差を深堀していきます。
注文住宅での自由設計にする意味とは、ズバリ「生涯住む家での毎日のストレスを減らすこと」です。
家事動線・生活動線は毎日のことであり、その毎日の動作・手間を考えると少々のイニシャルコストの差をあまり気にしすぎない方がよいでしょう。
もちろん住宅ローンの適正範囲を超えてはいけませんが、注文住宅として考えていくのであれば、毎日のストレスが少ない家がいいですよね。
こういったストレスフリーな日々がもたらす価値は、まさにプライスレスではないでしょうか。
2-1. プライスレスな満足が実現できる会社は少ない
出典:セカンドライフを叶える平屋
ただし、住んでから満足を実感できる設計・間取り・デザインは、意外と少ないです。
新築は3回建てないと満足いくものができない、という昔からの格言もありますが、やはり平面図だけでは気づかないようなポイントも多くあります。
また建築には、全く同じ条件というものは存在しないこと、家族ごとの事情やニーズが異なることなどもあり、プライスレスな満足が実現できるケースは多くありません。
設計する側も膨大な知識が必要にも関わらず、例えば営業マンがサッと考えたプランで終わってしまうケースも多々あります。
新築であることから、一定の満足感はどの住宅会社も変わらない価値だと思いますが、本当の満足感を得られるための設計力に、その差が出てきます。
2-2. 差を見極める方法は「自分の目・体感」で確かめる
このようにプライスレスな満足度を提供できる住宅会社は意外と少ないです。
では良し悪しの判定をどのようにすればいいのか?
それは、「気になる会社には足を運んで実際に見てみること」です。
今は、ホームページやSNSで施工事例を写真上で確認することは、いくらでも可能です。
しかし、写真も撮り方の違いで同じ建物でも魅力が異なってしまうため、気になる会社は自分の目で確認しに行くことが大事です。
見学してみると写真ではわからなかった、間取り・風景・たたずまいを感じることができます。
反対に、写真で見たより現地で見た家が普通であれば、特にプラスアルファの感動などもないはずですが、自分の目で確かめたことで施工写真に “騙されず” に済んだわけです。
気になった会社の見学会・イベントは積極的に行って、より多くの現物を見て話を聞いてみましょう。
3. プライスレスな空間が魅力の施工事例
それでは、YUIでのプライスレスな空間を実現している施工事例を紹介します。
3-1. 立ち止まって感じる心地よさ|永楽町モデル
出典:立ち止まって感じる心地よさ|永楽町モデル
1例目は、富山市の中心部に建築した事例です。
当施工事例は、周囲が家が立ち並んでいる環境下であり、外部からの視線をカットすることに苦労しました。
この土地に一般的な規格住宅を建ててしまうと、外から感じる豊かなたたずまいは創り出すことができなかったでしょう。
土地面積は約58.5坪・建物の延床面積で約34.7坪と、富山県内では比較的コンパクトと言える住宅ですが、狭さを感じさせない工夫と視線の抜けを土地に合わせて創り出している点が、注文住宅の魅力を最大化した事例です。
3-2. 借景のある2階リビングの家(城川原モデル)
出典:借景のある2階リビングの家
2例目は、春に河原で咲く桜の風景を愛でることができる施工事例です。
富山では比較的少ない、2階がリビングになっている事例ですが、日当たりや使い勝手などの理由に加えて、このような自宅にいながら花見ができてしまう価値はまさにプライスレス。
さらに、「景色の良さ」が似合うカラーコーディネートと、上品で温かみを感じるマテリアルコーディネートで、春を感じるときに心躍る価値を生み出しています。
3-3. 呉羽モデルハウス
出典:北から光が落ちる家|呉羽モデル
3例目の事例で、注文住宅ならではの価値とは、立地を考慮したオリジナルの間取りとプライベート空間です。
当モデルハウスでは、すぐ近くに鉄塔や商業施設がある場所となっていますが、家の中に入るとそんな外のにぎやかな雰囲気を感じさせない設計になっています。
LDKは家族だけの空間であり、カーテンがなくともストレスなく暮らすことができる唯一無二の設計になっています。。
この静穏なたたずまいは写真で伝わらない雰囲気であり、体感しにお越しいただきたいモデルハウスとなっています。
4. まとめ
出典:ホテルライクな二世帯住宅
今回は、建売や規格住宅ではなく、あえて注文住宅を選ぶ価値や意味を紹介してきました。
タイトルで「あなたは新築購入で何を買っている?」という質問をしていますが、多くのご家族が、その新築で暮らす「時間」を買っているのではないでしょうか?
もちろん建売でも規格住宅でも、家族といる時間はプライスレスな時間に変わりありませんが、注文住宅はさらにその時間をより一層豊かにしてくれます。
それは、目に見えるデザインや自分好みの間取り・動線設計、さらには家族を守るための住宅性能、それぞれを1から創ることができる点がまさに注文住宅を選ぶ価値であり意味ではないでしょうか。
2025年現在、YUIでは施工事例の3点目で紹介した富山市呉羽モデルを公開中です。
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