家づくりコラム

2023.08.25

コラム北向きの土地はハズレ?プラン次第でオトクな土地にするためのコツ

北向きの土地のメリットやデメリットを紹介します。また北向きの土地を選ぶときに注意すべきポイントなども紹介していきます。北向きの土地はオトクなポイントがたくさんありますが、それを活かすために気を付けることは?施工事例も交えて解説します。

 

北向きの土地は、昔からネガティブに見られがちです。

 

しかし、実は間取りプラン次第で、オトクな土地に変身する可能性を秘めています。

 

そんなイイ土地に変身させるためのコツや、間取りプランを考える上で、どんな土地がいいのかなど、知っておくと得するコツを紹介していきます。

 

不動産で土地も扱っているYUIの視点も入れながら、解説をしていきます。

 

まずは今回の記事の要点をみていきましょう。

 

 

北向きの土地のメリットは、価格が安い点「設計次第では」魅力的な土地に仕上がる

 

・北向きの土地のデメリットは、見た目が暗くなりがちな点と、プランや隣地との関係を間違えると圧迫感・窮屈が感じられること

 

・北向きの土地で注意する点は、南側や隣地からの視線への配慮、そして生活感が出やすい給湯器や室外機の設置場所は見えない場所へ

 

北向きの土地のデメリットを設計でカバーした事例が、永楽町モデルハウスになっており、23年7月~から公開中!

 

 

1. 北向きの土地の一般的なメリットとデメリット

 

1-1. 北向きの土地のメリット

 

・南向きの土地に比べて、坪単価が安くなっていることが多い

 

・南側に大きなリビング・窓開口を取りやすい

 

・南側からの視線を気にする割合が少ない

 

以上の3つが主なメリットです。

 

価格が相場より安く設定されていることが多いという価格のメリット以外に、プラン次第では北向きの土地はステキな家に仕上がる力を秘めています。

 

一般的に家を設計するときに、南側に居室などをもってきて、北側にはお風呂や洗面などを集めてプランニングすることが多いです。

 

また玄関の位置は、プランニングにおいて非常に重要な要素でありますが、南側道路に面している土地の場合、南側(もしくは西か東)に玄関をもってくることが一般的です。

 

そのため、南側道路に面している土地は、せっかく日当たりのいい場所を玄関で取られる可能性が高く、南側を全部リビングにする、といったプランは少し難しくなります。

 

それに対して北向きの土地の場合、最短距離で玄関を北側に持ってくるのと同時に、南側を居室で有効的に設計できるため、開放感が高い家に仕上がりやすいです。

 

また、家は南側に大きな窓を設けますが、外からの視線を気にすると、北向きの土地の場合は道路からの視線はあまり気にしなくてもよくなります。

 

1-2. 北向きの土地のデメリット

 

・家の外観(ファサード)が影になりやすく、家の印象が少し暗く見える場合がある

 

・南側の土地が隣接している場合、北寄りに建築するため、圧迫感を感じやすい

 

・ファサードに給湯器や室外機などが並んでしまうことが多い

 

・将来的に売却する場合も、比較的安い価格になりやすい

 

一方、北向きの土地のデメリットは、こちらの4つです。

 

主には「見た目」と「プランや隣地との関係次第では圧迫感が感じられる」という点です。

 

まず見た目ですが、北向きの土地はファサード(家の正面)が昼間でも影になりやすいため、パッと見の印象で暗く見えます。

 

また、劣化の進みやすさ等の観点から、日があたりにくい場所に給湯器などを配置することが多く、北向きの土地はこれらの設備が正面から見えやすい、という点がデメリットです。

 

ただし、これはあくまで「道路からの見た目」だけの話なので、気にしなければ特に問題になるわけではありません

 

それよりも、隣地との関係・立地を考えたプランニングが必要になるため、北向きの土地は設計の難易度が上がります

 

メリットであげたように、道路からの視線は良くても、隣地や南側の家などからの視線、そして離隔距離なども考えてプランニングしないといけません。

 

北向きの土地はメリットが高いとは言え、設計する側のプランニング能力に大きく左右される点が最大の注意点とも言えるでしょう

 

2. 北側の土地で間取りプランするときのコツ

それでは、北側の土地でプランニングする際に注意した方がいいポイントを解説していきます。

 

2-1. 外からの視線

北側の土地での間取りプランでは外からの視線に気を付ける

出典:静かな時が流れるアトリエハウス

 

まず第一に考えるべきポイントは、外からの視線です。

 

隣接する家(特に南側の家)の開口や視線を考えて、窓の位置を検討することは当たり前の話ですが、それだけではなかなか開放感を生み出すことは難しいことも。

 

特に外からの視線をカットしながら、開口感を創り出す有意義な方法は、インナーテラスとして庭ごと囲ってしまうことです。

 

インナーテラスの場合、庭だけでなく隣接するリビングやダイニングのプライバシーがしっかり確保できるため、まちなかの建物や隣接する家が多い場合におすすめです。

 

なお、インナーテラスに関する記事もありますので、気になった方はぜひ合わせてご覧ください。

 

インナーテラスは暮らしをアップグレードする「結」の設計こだわりポイント

 

2-2. 北側の窓の位置・大きさで外観をカッコよく

北向きの土地では、北側の窓の位置・大きさで外観をカッコよく

出典:シンプルに暮らせる家

 

北側が家の正面になりますが、一般的に北側にはあまり窓を設けません。

 

そのため、その特性を活かしてスタイリッシュな外観でまとめていくとよいでしょう。

 

窓を少なくするとノッペリした印象になりがちですが、窓の位置を整えることやFIX窓などを活用して、上手にアクセントにすることでオシャレな雰囲気を創り出します。

 

また、給湯器や室外機などの目立つものは、正面からは見えない位置に配置して、ファサードをキレイに保つことも大事です。

 

3. 北向きの土地に建ったモデルハウス

それでは、YUIでの施工事例の中から、北向きの土地に建っている建物を紹介していきます。

 

3-1.永楽町モデルハウス

北向きの土地に建ったモデルハウス 富山市永楽町モデル

23年に完成した、ちょうど今ご見学できるモデルハウスです。

 

上記の設計上のポイントを2つ取り入れており、1つ目が南側の視線をカットするインナーテラスです。

 

普段はプライベート感があるテラスとして、隣接する家や周囲から孤立したような、静かな家を創り出します。

 

また、普段のBBQなどに活用しても良し、ペットを遊ばせるスペースにしても良し、いろいろな使い方ができる場所がポイントです。

南側の視線をカットするインナーテラス

そして2つ目のポイントはスタイリッシュな外観と、北側からやわらかい光を取り入れる設計になっていること。

北向きの土地を活かした、北側からやわらかい光を取り入れる設計

北面は眩しい光ではないものの、年間を通じてやさしい光を取り入れることができます。

 

ハニカムシェードで夜間は視線を遮りつつ、外にもやわらかく光が漏れ、おしゃれな雰囲気を演出します。

 

 

3-2. 施工事例2件目

北向きの土地で窓を少なくしてスタイリッシュにした外観

出典:変化するライフスタイルに寄り添う住まい

 

こちらの施工事例は、窓を少なくしてスタイリッシュに魅せるとともに、重厚感のある外観に仕上げています。

2方向からの開口で明るいリビングダイニング

室内は、このように2方向からの開口で明るいリビングダイニングになっています。

 

これも北向きの土地ならではのポイントで、南側を明るい空間に仕上げることができています。

 

ちなみに南側は用水路が流れており、隣接して家が将来的に建つ可能性も低いという条件も設計に考慮して大開口を採用しています。

 

4.まとめ

北向きの土地は、” 設計次第では ” いい間取り・プランニングが出来上がる上に、価格が安いことが多い「オトクな土地」であると言えます。

 

ただし、この ” 設計次第では ” という点が「ミソ」で、隣地の条件などもしっかり調査して間取りに落とし込める能力がある住宅会社を選ぶことが重要でしょう。

 

YUIでは、事例の1つ目で紹介した永楽町モデルハウスが23年7月にオープンしました。

 

今回の記事で北側の土地に建った家が気になった方は、ぜひお気軽にご予約の上お気軽に見学ください。

 

 

また、YUIでは建物だけでなく不動産も扱っており、土地から探される方はこちらの土地に関する情報もご覧ください。

 

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