1. アイランドキッチンと洗面「所」にしない間取り
出典:立ち止まって感じる心地よさ
23年7月~公開中のモデルハウスの間取りから、動線について解説していきます。
1-1. 玄関から水まわりへのアクセス
まず玄関から入ってすぐ洗面スペース、キッチン付近まで行けるような間取りになっています。
コロナ禍を経て、” 帰ってきてすぐ洗面所・お風呂場に行く ” というニーズも増えてきたように感じており、最近の水まわりの動線は回遊性だけでなく、玄関からのアクセスも非常に重要です。
キッチンとそれ以外の水回り動線・回遊性に気を取られると、玄関からキッチンが遠くなったり、日々の買い物の荷物などを運ぶのが負担になったりすることも。
ただ、全てを叶える間取りは不可能に近いことが実情なため、どんな家事の負担を軽減したいか、何を優先させたいのか?を、家族内で整理しておくことが良いでしょう。
1-2. 洗濯物の乾燥をどうするか?
永楽町モデルでは、ガス乾燥機を使う前提の間取りになっており、ランドリールーム(干す専用の場所)はありません。
洗濯物を干さない、乾燥機スタイルにすることで、干す場所の削減と干す作業を減らすことができます。
そのためキッチンから遠くても問題ない、など設備をうまく生活に取り込むことで、間取りの柔軟性が広がります。
また、オール電化の場合、電気式の乾燥機もあります。
ドラム式洗濯機でも乾燥の工程まで可能ではあるものの、分離型の場合は洗濯と乾燥の工程を分けることができるため、洗濯物の量が多い方などは分離式がおすすめです。