家づくりコラム

2025.04.16

コラム富山市寺町にオープンするリアルサイズの分譲モデルハウスの見どころ公開

富山市寺町に25年5月にオープンする高性能モデルハウスの見どころを先行で公開していきます。約35坪のもっとも人気がある大きさで、昨今の流行りである1階寝室・家事動線などを詰め込みつつ、住宅性能・デザイン・使い勝手を両立したモデルです。

 

今回は、富山市寺町に2025年5月にオープンする分譲モデルハウスの見どころを先行紹介していきます。

 

延床約35坪で、これから新築を検討される方、そして具体的に家づくりをすすめている方、いずれにも「参考にしやすいモデルハウス」となっています。

 

それでは、寺町モデルハウスの見どころを大きく3つの視点(設計・プランニング・コーディネート)からみていきましょう。

1. 概要と間取り

モデルハウスの全体概要

まずは、モデルハウスの全体概要から紹介します。

 

土地面積:186.12㎡(56.34坪)

建物延床面積:116.58㎡(35.26坪)

 

3LDKのもっともよく出る大きさとなっていますが、主寝室は1階に配置されており、昨今流行りになっている平屋風2階建てのつくりです。   

 

富山県の住宅事情は、新規分譲地や駅近の立地で60坪以下の土地が多くなっており、平屋・1階寝室プランが少々難しい状況になりつつあります。

 

さらに今回の土地は北東の変形地となっており、より難しい条件をもった土地です。

 

しかし、そんな条件下でもデザイン・住宅性能といった基本ポイントを押さえつつ、プランニングが難しい1階寝室プランを両立する、YUIの設計力を十分に実感していただける家となっています。

 

2. 住宅性能・設計の観点

住宅性能・設計のポイント

リビングは床面を下げることと、高天井にすることで室内の開放感をアップしています。

 

テラス・庭をL型に囲んだLDKのリビングは9帖、ダイニング・キッチンは14.6帖。

 

帖数だけ見ると「少し狭いのかな?」といった印象かもしれません。

 

しかし、視線の抜けと広がりが創り出す空間設計により、床面積以上の開放感をしっかり感じることができます

   

さらに構造計算による耐震等級3を取得していますが、リビングを吹き抜けではなく高天井にすることで、水平面の強度をあげて耐震性を上げている点も見逃せません。

 

断熱性能や省エネ性能も、ZEH水準を超えるレベルとなっており、長期優良認定住宅・ZEHに適合する性能と同時に、20年保証も付帯の安心感が高い仕様となっています。

 

まさに性能とデザインを両立しつつ、住んでからのコストパフォーマンスにも配慮された「ミニマムリッチ」を体現したモデルハウスとなっています。

 

2-1. 超高性能サッシを採用

超高性能サッシ

出典:APW 651

 

また、性能面で今回のモデルハウスで特筆する部分は、リビングの大きい開口部に木製サッシ(YKKAP・APW651)を採用している点です。

 

デザイン的にも上質感を感じる意匠性が特徴で、家具のように細部まで作り込まれたディテールで、リビング全体を格式高く仕上げます。

 

また、通常の樹脂サッシに比べて、枠の部分からも熱の出入りが少なく、夏・冬ともに室内の温熱環境を快適に保ちます。

 

ガラスもトリプルになっており、抜群の断熱性を誇り、風雨だけでなく熱や紫外線、音まで開放感を保ったまま遮断します。

 

ただし価格が比較的高額になっている点をふまえ、適材適所で部分的に超高性能サッシを活用することで、費用・効果・デザインのバランスをとっています。

 

3. プランニングの観点

見どころがたくさん詰まっているモデルハウスですが、代表的なポイントを紹介していきます。

 

3-1. 開放感を最大化する工夫

解放感のあるモデルハウス

カーテンをあけてもストレスがないよう、外部からの視線を遮る設計でプライバシーと開放感を両立しています。

 

リビングと外部デッキとの段差を極力抑えて、リビングの延長のような雰囲気を創り出して得られる視覚的効果と開放感は、体感していただきたいポイントです。

 

尚、YUIでは防水上の配慮など、フラットにすることによる懸念点はしっかり対策を行なっており、設計上の注意点も押さえていますのでご安心を。

 

そして、リビングのもう1つのポイントは「下がり床」です。

 

この下がり床は、広さの効果だけでなく、キッチンやダイニングと空間を分離する意味も計算して下がり床にしています。

 

この下がり床 × 高天井による広さの感覚も、来場いただいて体感いただきたいポイントとなっています。

 

3-2. 家事動線での工夫

家事動線にこだわった家

プランニングで触れておきたいポイントは「家事動線へのこだわり」です。

 

直線的・回遊的かつコンパクトな動線を、床面積35坪の中で実現しています。

 

家事動作を止めずに行える、家事ラクを叶えている動線は実際の生活を思い浮かべながら、歩いてみてください。

 

特にサンルームとFCLの間仕切りを無くしたことにより、開け閉めの動作を行わなくていいことと、コストダウンを意識しています。

 

そして、家事動線に沿った収納をあちこちに散りばめることにより、必要な場所に必要なものをしまうことができる収納設計となっています。

 

2階には大きな小屋裏収納があり “大きなモノを置く収納” として、2階廊下の棚には本や生活用品などを収納でき、充実したプランニングが魅力です。

 

3-3. 1階寝室での工夫

1階寝室     

今回のプランニングの大きなポイントである1階寝室です。

 

敷地条件から配置の検討を重ねた結果、リビングとの間に階段や収納を挟むことで音のリスクを軽減しています。

 

動線の観点では、寝室から水まわりで少し距離があるように見えますが、洗面室前に建具を設けておらず、寝室 → 洗面へ2枚の建具を開けるだけで行けるようになっています。

 

今回、建具を少ない設計にしていましたが、建具は空間の分離だけでなく、動線や空調との関係なども考慮して必要の有無を判断していきます。

 

さらにファミクロを小さめにしていますが、寝室と子供室それぞれに奥行きのある収納をしっかり確保してバランスをとっています。

 

 

4. コーディネートの観点

最後にコーディネートとして、外観・内観それぞれを見ていきましょう。

 

4-1. 外観

シンプルながらもアクセントが光る外観

ベージュ系の吹付の塗壁と、玄関ドアや軒裏は濃い目の茶色で統一し、シンプルながらもアクセントが光る外観です。

 

さらに外観の造形を美しく見せるため、壁に凹凸を付けて浮遊感を出したり、ポーチの踏み段を延ばしたりすることで基礎自体の立ち上がり感(=野暮ったく見える要素)を軽減させています。

 

これも建物を現地で見て、実感してほしいポイントです。

 

4-2. 内観インテリア

シンプルでセンスのある内観

コンパクトでも「上質な空間」に見せる工夫が見どころです。

 

その上質感を創り出す工夫とは、単に質素にまとめるのではなく、照明や素材、余白で創り出す空間になっています。

 

例えば木目を抑えたオーク色を基調としたコーディネートになっていますが、照明もまぶしさを感じにくい照明器具を採用し、ノイズを抑えた工夫を施しています。

 

また、全体の木の素材感が無機質すぎない温かみを演出しており、間接照明と合わせて視線が奥にいくなど様々な工夫が施されています。

 

きっと、シンプルモダンや和モダンが好きな方は参考になる内観となるでしょう。

5. まとめと来場予約

富山市寺町に建つ当モデルハウスはプ2025年5月16日(金)までプレオープン中です。

過去に資料請求いただいている方や、見学会へご来場いただいたことのある方を優先的にご案内させていただきます。

 

グランドオープンは2025年5月17日(土)ですが、一早くご覧になりたい方はぜひ資料請求などを通じてエントリーをいただくと早めにご案内が可能です。

 

グランドオープン時は、富山市呉羽モデルハウスとの同時見学が可能で、コンセプトの異なったモデルハウスを見比べることで、自分たちに合った方向性を見つけやすいでしょう。

 

なお、寺町モデルハウスは分譲住宅として購入いただくこともできますので、立地・価格など建売として購入検討する方にもおすすめとなっています。

 

分譲情報はこちらから。

 

グランドオープンイベントの詳細はこちら。

 

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