家づくりコラム

2025.11.28

コラム2026年度に家づくりする方向け!抑えておくべき社会情勢

2026年に家づくりする方向けに、新築に関係する社会情勢をまとめました。インフレの影響で住宅資材は今後どうなるか?また住宅ローンの金利はあがるのか?2026年の補助金制度はどんな見通しか?経済状況も踏まえて、マクロ的な視点で考察します。

 

今回は2026年に家づくりを検討されている方向けに、住宅に関わる総合的な社会情勢などを解説していきます。

 

そもそも、2026年は家づくりするにあたっていい年なのか?

 

そして、気になる住宅ローンの金利や補助金・富山の土地動向について分かりやすくお伝えします。

 

それでは、今回の記事の要点からみていきましょう。

 

 

住宅資材だけでなく設備機器も値上がりが続いており、この原材料値上げの影響は大きく、家のサイズがコンパクト化している

 

・世界動向および、世界から見た日本の立ち位置を考えると、インフレはまだまだ今後も進む見方が一般的

 

金利も上昇傾向で、世界情勢次第ではあるものの基本上がる見方が多い

 

新築向けの補助金は26年度も引き続き充実した制度に期待できる

 

・富山の土地動向としては、人気エリアの大型分譲地は概ね完売していることや、地価の上昇で建物との予算配分が難しくなってきていることも気になる点

 

・「そのうち建てよう」と考えているのであれば、早く建てるに越したことはない

 

 

 

1. 住宅価格に関する情勢

住宅価格に関する情勢

出典:国土交通省

 

スーパーなど日常生活において、ほとんどの方が食料品・日用品が高くなったと感じているのではないでしょうか。

 

世界的なインフレの影響を受けて、コロナ禍前から比べると新築の資材費も上記のグラフの通り1.3~1.4倍と言われています。

 

木材やコンクリートといった資材関係だけでなく、キッチンやお風呂、内装材といった設備関係もメーカーからの値上げが続いている状況です。

 

また、住宅ローンに影響を及ぼす長期金利の影響も無視できませんが、返済負担率や建築費用とのバランスを考えると、原材料値上げの影響は大きいです。

 

世界動向および世界から見た日本の立ち位置を考えると、インフレはまだまだ今後も進み、今後も住宅の相場は上がっていく見方が一般的です。

 

◆関連コラム

住まいの本当の出費とは?住宅ローンやお金の基本的な考え方 | 株式会社 YUI

 

1-1. 家のサイズがコンパクト化

コンパクト化が進む住宅

そんな資材高騰の影響を受けて、総額を抑えるために年々、住宅のサイズが小さくなっています

 

これは全国的な傾向となっており、国土交通省などの統計からも明らかで2013年(平成25年)が122.32㎡(約37坪)に対し、2023年(令和5年)は118.25㎡(約35.7坪)となっています。

 

この統計の2023年からさらに資材高騰も進んでおり、より一層住宅のコンパクト化は進んでいます。

 

富山は全国的に見ても大きい家が多かったのですが、サイズダウンでコスト調整されるケースが多くなってきている印象で、最近は30坪前後での間取り作成も多く、30坪を切る家も少なくありません

 

そして、これから家づくりをされる方に知っておいてほしい重要な要素は、「コンパクトになると、間取り作成で差が生まれやすい」という点です。

 

床面積が大きければ、開放感なども自動的に創り出しやすいですが、コンパクトな床面積でも満足度の高いプランを作成できる会社を見つける必要性も上がってきているわけです。

 

◆関連コラム

満足度の差が出やすい!コンパクトな家の本当のメリットは? | 株式会社 YUI

 

2. 住宅ローンの金利

住宅ローンの金利推移
出典:ヤフーニュース(ダイヤモンド不動産研究所)

 

次に、これから家づくりをされる方の心配事項は住宅ローンの金利ではないでしょうか。

 

金利プランも大きくは2通りありますが、変動金利も固定金利も金利自体は上昇傾向です。

 

世界情勢次第ではあるものの、こちらも基本的には上がっていく見方が多い印象です。

 

金利プランは変動を選ぶ方が多いですが、事情次第では固定をおすすめすることもあり、一概に変動一択でもなくご家族ごとの事情で選ぶとよいでしょう。

 

また、金利は0.1%の差で大きな差になってきますので、早めに動くことに越したことはなさそうです。

 

※参考

4,000万円を35年借り入れる場合の総返済額の差

金利1%:47,424,398円

金利1.1%:48,211,373円(+786,975円)

 

3. 補助金は充実の年になる可能性が高い

住宅補助金の見通し

資材費や金利高騰など、少しネガティブな話が続いていましたが、3つ目は少し明るい話題です。

 

高性能な新築を建てることで、国などから補助金が期待できますが、2026年度は充実した制度に期待できる年となる可能性が高いです。

 

新築向けの補助金は今年度から充実していますが、その傾向を引き継ぐ可能性が高く、新築を建てる方には追い風になるのではないでしょうか。

 

8月末に出てきた各省庁の概算要求では、来年度の補助金制度の概要が書かれていますが、ZEH補助金・子育てグリーン住宅支援事業の後継を匂わせるような記載もありました。

 

ただ、補助金は多くの方が利用したいと感じる一方、タイミングや条件などが合致しないといけません

 

補助金は先着順で受付されることが多く、その受付期間に家づくりのタイミングが合わないと補助金の対象外となることもあり、早めに動くことでこのタイミングも調整しやすくなります。

 

来年度の補助金については、詳しくこちらの記事で紹介していますので、気になる方は合わせてご覧ください。

 

2026年・新築補助金をいち早くキャッチアップ&わかりやすく解説

 

4. 富山の土地動向

富山の土地価格相場

富山の土地動向で押さえておくべきポイントは、地価の状況です。

 

富山市の地価は5年前(2020年)と比べて13.5%上昇しており、10年前(2015年)と比べると15.1%も上昇しています。(引用:イエウリ / 富山県 富山市の土地価格相場

 

土地から購入される方で、住宅ローンなどの兼ね合いから総予算が決まっていると、建物にかけられる予算配分が下がってしまう可能性もあります。

 

そのため、土地・建物のセットでプランを検討することがより一層大事になってきます。

 

4-1. 富山市周辺の土地概況と関連コラム

富山市内の土地選び

2025年10月時点での概況としては、人気エリアの新規大型造成(富山駅へのアクセスが良好な地域周辺の造成)は概ね終了している印象です。

 

ただ、富山市内で小規模造成は少なからずありますので、勤務地や今のお住まいなどを踏まえて総合的に見ていく必要があります。

 

こちらで富山周辺の状況を考慮したコラムもありますので、土地から探している方は同時にご覧になってください。

 

掘り出し物探しは諦めた方が賢明!土地の上手な選び方とは? | 株式会社 YUI

 

選ぶなら造成団地(分譲地)?それとも単独の土地のどっちがいい? | 株式会社 YUI

 

5. まとめ

富山での家づくりは実績豊富なYUIへ

2026年度は、金利や資材費の影響などで新築をするチャンス!と言いにくい側面はありつつも、待っていても改善するような要素ではない点に注意です。

 

資材費も金利も、今の経済状況で下がってくる見方をしている方はかなり少なく、むしろ大半がさらにあがっていく予想になっています。

 

新築は簡単に決断できるものではありませんが、「そのうち建てよう」と考えているのであれば、早く建てるに越したことはないでしょう。

 

家を建てることができない、もしくは建てると影響が大きい理由(転勤や転職など)などがなければ、ここ数年の傾向としては「早めに検討した方がメリットが高かった」結果になっています。

 

家族ごとのタイミングや事情がありますので、こちらのコラムや関連するコラムを参考に、ご家族でしっかり話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

◆関連コラム

新築時に知っておくべき「お金」と家族で大切にしてほしい話 | 株式会社 YUI

 

住まいづくりのスタートは何から?やることリストと秋から動くメリット | 株式会社 YUI

 

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