家づくりコラム

2024.05.03

コラム視線の抜けが生み出す開放的でホテルライクな二世帯住宅展示場

富山市に新たに期間限定でオープンする展示場の紹介記事です。二世帯住宅になっているため、二世帯をお考えの方はもちろん、ホテルライクなインテリア、視線の抜けが多い縦横に広がる設計上の見どころも多いモデルハウス。ぜひ見学の予習にして下さい。

 

今回はYUIでの二世帯住宅の展示場をピックアップし、二世帯住宅におけるポイントや、設計上の見どころを紹介していきます。

 

二世帯住宅「ならでは」の配慮したポイントを紹介していきますので、二世帯住宅を考えている方、そして「ホテルライクな家」を考えている方にも参考になる住まいになっています。

 

また担当した営業・コーディネーターの視点も交えて解説していますので、ぜひご見学の前の予習としてもご覧ください。

 

     

 

1. 八日町の家 概要と特徴

 

敷地が比較的大きいため、土地における配分として、20坪程をガレージ・駐車スペース、残りの土地面積の中で居住スペースを設計しています。

 

玄関部分は1つで親子世帯共通になっており、LDK・水まわり・居室をそれぞれ上下で世帯分離している二世帯住宅になります。

 

また八日町の家の一番のハイライトは、“どこに居ても開放感に溢れている”ところです。

 

この開放感については設計上の配慮だけでなく、施工での工夫も関係しており、見学に来られた際はぜひ細かい点までご説明します。

 

なお、建物の大きさは延べ床面積として約65坪と大きいですが、インナーガレージを面積に含んでいるため、実際の居住スペースとしては約50坪になります。

 

2. 世帯の設計ポイント

二世帯住宅の間取りと設計ポイントの解説

二世帯では、世帯ごとのプライバシー・音の配慮が重要になってきます。

 

当モデルハウスでは、リビングなどの共用部と個室はそれぞれの階で、できるだけ同じ位置にくるように設計しています。

 

そのため、リビングでの音が下に響いたとしても、個室側に伝わりにくい設計になっています。

 

二世帯の場合は住まわれるご家族の人数や土地形状によって、上下のバランスが難しいこともあり、家族構成に応じた設計が重要になってきます。

 

3. 間取り・デザインの設計ポイント

3-1. 1階リビングの見どころ

LDKの床には、塩ビタイルを採用しており、まさにホテルライクな雰囲気を演出しています。

 

テラスのタイルも、リビングの床と似た色の大判タイルでコーディネートしており、LDKとテラスが一体となって空間が外に向かって伸びるような広がりを感じることができます。

 

さらにタイルテラスを、パノラマに一望できるLDKに仕上げていることに加え、リビング上部に吹抜けもあります。

 

まさに縦・横の空間全体のひろがりを追求した住まいと言えるでしょう。

 

3-2. 1階ダイニングの見どころ

二世帯住宅モデルハウスの1階ダイニングの見どころ

 

1階のダイニングキッチンのポイントは2つ、1つが二型キッチン、もう1つが最大8人掛けのテーブルの配置です。

 

シンクとコンロが分離した二型キッチンは最近ひそかに流行っているキッチンの形態。

 

二型キッチンにすることで、小回りが利くコンパクト設計に収めているのと同時に、壁側にコンロを配置することで、レンジフードがダイニングの空間の邪魔にならず、開放的な空間を創り出せています。

 

キッチンからダイニングテーブル上にはライン照明を使っている点も、実際に見て頂きたい箇所でもあります。

 

また、半同居型の二世帯住宅の場合、親子世帯が揃って食事をすることを前提に大きなダイニングテーブルが必要になってきます。

 

家事動線や生活動線に、その大きなテーブル(今回は造作家具でコーディネート)が干渉しない配置設計も参考にしていただきたいポイントになっています。

 

3-3.  2階リビングの見どころ

二世帯住宅モデルハウスの2階リビングの見どころ

 

2階のリビングは、「スカイリビング」をイメージした設計になっており、子世帯向けとしてコーディネートしています。

 

このリビングの最大の魅力は「窓」です。

 

2階リビングで気を付けたい要素である隣家・近所との視線の交差ですが、当展示場では、視線が交わらない配慮をしており、ストレスのない状況下で青い大空が広がります。

 

そして1階を見下ろすと、白いタイルテラスが広がっており1階リビングとは異なる開放感が味わえる点が特徴になっています。

 

3-4. 水まわり動線の見どころ

二世帯住宅モデルハウスの水回りの見どころ

 

1階部分に、お風呂・洗面化粧台・サンルームなど、二世帯分の水まわりを1箇所にまとめている間取りになっています。

 

“ 二世帯ならでは ” の配慮ポイントは、「サンルーム・脱衣室」と「洗面化粧台」を分離した点です。

 

「洗面脱衣室」として脱衣室と洗面化粧台が一体になっている間取りもありますが、今回は誰かがお風呂に入っているときも、気兼ねなく洗面化粧台を使えるよう分離しています。

 

また、この展示場ではサンルームと脱衣室を一体にしていますが、一体にした理由は脱衣室の狭々感を解消することです。

 

さらに外からの視線を避けながらも、洗濯物を外に干せる場所として中庭にすぐアクセスできるような間取りになっています。

 

サンルームからの勝手口、リビングからの窓が中庭と隣接しており、それぞれに明るさと空間の広がりをもたらしています。

 

4. 外観の設計ポイント

二世帯住宅モデルハウスの外観の見どころ

 

ボックス型の建物になっていますが、外壁カラーはホワイトを基調にしています。

 

ただ、外壁面に使っている素材が豊富にあり、吹付・塗り壁・タイル貼り・金属(シャッター)といった、バランスや見え方を考慮しながら素材を変えている点も見どころの一つです。

 

外観基調をホワイトカラーに統一していることで、シンプルかつスタイリッシュな印象付けをしている一方、アクセントとして色調の濃淡、光の当たる角度が創り出す陰影の素材感が単純ではない特別感を演出しています。

 

4-1. 玄関まわり

二世帯住宅モデルハウスの玄関回りの見どころ

 

玄関ドアは両サイドに特寸の透明ガラスを取り付けており、外壁と室内壁に同じタイルを貼って、内外の空間上の繋がりを創り出してます

 

夜間には間接照明で昼間とは違った印象を創り出し、他にはあまり見ない珍しさとダイナミックさが感じられるでしょう。

 

さらに、二世帯の玄関は比較的、収納スペースが大きくなりがちですが、収納を最小限に抑えて高級感・デザイン性重視の玄関に仕上げています。

 

二世帯だけでなく、「美しい玄関」を求める人にはきっと参考になるでしょう。

 

二世帯住宅では玄関の考え方も1つのキーワードになってきますが、デザイン上の参考にもなる見どころが詰まった玄関です。

 

4-2. 4台が駐車できるガレージ

二世帯住宅モデルハウスの4台駐車できるガレージ

 

二世帯になっていることから、4台分の車が停められるインナーガレージも外観上の大きな特徴です。

 

一見、ファサード(道路からの正面外観)を大きく占めるガレージですが、家の中に入るとこのガレージが道路からの視線をカットし、1・2階のリビングの開放感を実現するために重要な役割を果たしています。

 

また、1階のリビングの前にガレージがあっても圧迫感を感じることがない離隔距離や、外観をホワイトにしていることで暗く見えないよう設計上の工夫も注目ポイントです。

 

5. 実際に見学・体感すると分かるコト

 

・圧倒的な開放感と、開放感を実現するための細やかな施工上の工夫

・前面のインナーガレージにより、外からの視線をカットした「真の開放感」

・ホワイトのタイルテラスがLKDと一体になっており、室内空間だけの面積以上に感じる広さ

 

上記の3点については、こちらのブログで文字では伝えきれない部分であり、気になっている方はぜひ一度、体感をして頂くと「違い」がわかります。

 

昨今は、このようなブログやSNSでも住宅情報が手に入りますが、家は住む場所であり、その中に入ってみて体感することで、第6感として感じる要素が大切です。

 

YUIの建物で共通している強みは、「体感して頂くことで初めてわかる空間設計」でもあり、今回の展示場が気になった方はぜひご見学ください。

 

6. まとめと見学予約について

二世帯住宅モデルハウスのまとめと見学方法

 

『八日町の家』は富山市八日町(富山IC近く)になっており、富山市外からの車でのアクセスも良好な場所です。

 

記事で紹介した内容は、上記でもお伝えした通り「見て初めて理解できること」でもあるため、気になった方はぜひご見学ください。

 

間取りは二世帯になっていますが、単世帯での新築を検討している方でも、ホテルライクなインテリア、開放感を実現するためのポイントなどは参考になる部分が多いので、お気軽にお越しください。

 

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また、二世帯住宅を検討されている方は、こちらの記事も合わせてご覧いただくと参考になるでしょう。

 

注文住宅で叶える二世帯住宅 ~親世代・子世代の要望を取り入れて~

 

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