家づくりコラム

2023.10.06

コラムいまどき資料請求は何のため?住宅会社への資料請求を上手く活用する方法

住宅会社や工務店の資料請求って今どきいるの?という疑問や、一方で資料請求すると営業される先入観から避けている方も多いでしょう。そんな資料請求を上手く活用するべき理由と、その活用するためのポイントをまとめています。上手な家づくりの一歩に。

 

 

家づくりをスタートし始めると、いろんな住宅会社に資料請求をしてみようか?と思う方もいらっしゃるのでは。

 

でも、資料請求すると個人情報が分かってしまうから不安、という方も少なくないのではないでしょうか?

 

今回は、そんな資料請求においての疑問や、上手な活用方法などを紹介します。

 

まずは、当記事のポイントから見ていきましょう。

 

 

 

・最近はホームページやインスタが充実している会社が多いので、「資料自体」の存在価値は減ってきている

 

・資料請求を行うメリットは、その会社の管理名簿に入ることで、何も個人情報が知られることはデメリットだけでない

 

・管理顧客に入ると、特定顧客のみに送られる情報や、モデルハウスの案内なども事前に得られる可能性がある

 

・やみくもではなく、建ててもいいかな?と思う会社には、資料請求で “こちらから名乗りを上げる” という意味で活用するとよい

 

1. 住宅会社の資料請求とは

住宅会社の資料請求とは

一般的にパンフレットのみを郵送で請求することを、資料請求と言います。

 

ホームページから資料請求ができるようになっていることが多く、YUIでも簡単に資料請求自体は可能で、主にカタログ冊子をお送りしています。

 

しかし昨今は、ホームページやインスタがあるため、資料自体を置いていない・作ってもいないという会社もあります。

 

それなのに、資料請求自体って今どき要る?と思う方も少なくないでしょう。

 

1-1. 今の時代に資料請求の意味はあるのか

住宅会社の資料請求に意味はあるの?

昔はホームページもあまり充実していない会社が多かったり、掲載している情報が少なかったため、カタログを読み込みたいという方も多かったです。

 

しかし昨今は、正直カタログを見なくてもホームページやインスタから、施工事例を見れたり、社員さんの雰囲気などを発信している会社も多いですよね。

 

また、インターネットの方がリアルタイムな情報を入手できたりと、そもそも資料請求する意味なんかない、と思う方もいるでしょう。

 

わざわざ紙のカタログがなくても、どの会社にしようか?と決めるために必要な情報は取れる時代です。

 

そんな中において、資料請求をするメリットは、その会社の「管理名簿に入ること」です。

 

しかし、多くの方が「営業されることが面倒くさそう」という理由から、個人情報を入力するコトにためらう方も少なくないです。

 

それでも管理名簿に入る意味はなにか?を見ていきましょう。

 

2. 資料請求=その会社の管理名簿に入るメリット

住宅会社の資料請求メリット

管理名簿に入ることのメリットは、その会社から様々な情報(特に限定的な情報)が届くことです。

 

例えば昨今の社会的な事情(感染症リスク・不特定多数に見られることのリスク)から、大々的なイベントとして折込チラシなどを入れて見学会を実施している会社は減ってきています

 

また、完成した新居をお借りする手前、キレイにするのは当たり前ですが、キズなどがあった場合は補修・交換などを行わないといけないため、昔に比べて業界全体がオープンな雰囲気ではなくなってきています。

 

そうなると、その工務店の管理名簿に入っていないと、検討している会社の完成見学会などの情報すら入ってこないという状況になります。

 

営業が面倒そうだなと誰しも思いますが、あまりにもクローズな状態にしていると、本来知りたい情報が入りにくい状況にもなります。

 

補の上位にいる会社にはエントリーしておく意味で、資料請求しておくのも良いでしょう

 

2-1. YUIでも特定顧客向けの見学会・有益な情報提供も

資料請求するとお得なことが

YUIの場合は、完成邸をお借りして見学会を行う場合、お施主様と相談して特定顧客・不特定多数いずれかで実施しています。

 

特定顧客のみで限定的にしてほしいという方もいらっしゃるため、その場合には連絡先・住所などが分かっている方のみに連絡することにしています。

 

また、単純に見学会のような宣伝だけでなく、有益な各種情報を送ってくれる会社もあり、管理顧客になると意外とメリットが高いです。

 

そのような中で補助金の情報など、役に立つ情報が入手できると、オトクに家づくりをすすめることができたりもします。

 

2-2. 資料請求は3社まで

住宅会社の資料請求は3社までに絞った方がいい

しかし、管理名簿に入ること=デメリットと考える方もいます。

 

その理由は、電話や訪問して強引な営業をされるのでは?というイメージが強いため。

 

昔の住宅業界では、電話営業・訪問営業が一般的だったため、そう思っても仕方ないでしょう。

 

そのため資料請求は、わざわざ営業されに行くような気持ちの方もいるかと思います。

 

当然やみくもに10社、20社と資料請求してしまうと、それは面倒くさい状況になるでしょう。

 

ホームページやインスタなどから、建てたい会社を家族内で絞って資料請求をしましょう。

 

目安は3社までにしておくと良いです。

 

3. 連絡を取るキッカケとして資料請求を活用するとよい

資料請求は住宅会社と連絡を取るきっかけ

上記で申し上げたとおり、資料をたくさん送る・もらうことを目的にするのではなく、気に入った住宅会社と「知り合うキッカケ」として資料請求はベストな選択肢でしょう。

 

住宅会社側も、多くの会社が「強引な営業をするとマズい」という意識に変わってきています。

 

そのため資料請求自体も、「個人情報を取られる」という立ち位置ではなく「どんな情報を送ってきてくれるか」という、自分たちで選定するような気持ちで資料請求してみましょう

 

むしろ、自分から連絡を取るきっかけとして資料請求を名目に、住宅会社の対応の違いなども含めて見極める材料にしてみましょう

 

3-1. 実際に見学・話を聞いてみるとスマホでは分からないことが分かる

まずは見学を

このように資料請求では、届いた資料から会社のコンセプトや、得意分野(デザイン?性能?土地?など)が分かりますが、その後の対応や実際の見学会も注目ポイントです。

 

施工事例はインスタなどでも見れますが、見学会やモデルハウスに来るとスマホだけでは分からなかったことがたくさん発見できます

 

それは家の魅力だけでなく、その会社の世界観や社員さんの対応も選ぶときのポイントになるでしょう。

 

このように、優先度が高い会社のモデルハウスや見学会は足を運んで、体感してもらって見てもらいたいと思います。

 

ぜひ、そのキッカケに資料請求を使ってみましょう

 

3-2. 連絡不要!は損?

連絡不要は損

営業されたくないという気持ちの表れで、備考欄に「連絡不要」と記載されていることもあります。

 

しかし、上記のような限定的なモデルハウスの案内や、お役立ち情報などを送っていることもあるため、連絡不要の場合は損してしまうことも。

 

必要以上の営業を防ぐのであれば、むしろ希望や建築着工時期などを書いておくと、余計なやり取りをしなくても済む可能性が高いでしょう。

 

 

4. まとめ

やみくもではなく、建ててもいいかな?と思う会社には、資料請求で “こちらから名乗りを上げる” という意味で活用するとよいでしょう。

 

建てるタイミングは自分たちで決めたい、という方におすすめの手段で、管理顧客向けに配信される見学会情報などを見ながら、自分たちのタイミングを探りながら家づくりをすすめましょう。

 

最後にお伝えした通り、備考欄に要望やご家族の考えていることを書いておくと、事前情報を元に資料などを準備してもらって話がスムーズになることもありますので、資料請求を上手く活用してみましょう。

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