2. 玄関収納箱とどっちが良いか
シューズクロークは収納部屋として1つの空間になっていますが、そこまで収納するモノもない、という方には玄関収納箱という選択肢もあります
玄関収納のボックスタイプでは、靴を収納することを前提に設計されており、傘など小物を収納できるものもあります。
2-1. 玄関収納のメリット・デメリット
玄関収納のメリットは、玄関スペース全体をコンパクトに設計することができる点です。
シューズクロークの場合、最低でも1帖程度のスペースが必要になってくるため、家全体のコストに反映されてしまう一方、玄関収納は最低限のスペースに設置するコトができます。
家全体のコストを圧縮するときに、シューズクローク→玄関収納へ変更するという方法もあります。
一方、玄関収納のデメリットは、ゴルフバックやベビーカーなどの収納は難しいことがデメリットです。
昨今は、大きなモノも収納できるように設計されたタイプが発売されているものの、どうしても限界があるでしょう。
そのため玄関収納を採用する場合、特に富山ではスタッドレスタイヤや雪かき道具等の保管場所が必要となり、屋外の物置などを設置することになってきます。
そして、もう1点のデメリットとして、玄関まわりをスッキリとしたデザインに仕上げにくい点もあげられます。
2-2. シューズクローク or 玄関収納 = 収納量 / デザイン or コスト
このメリット・デメリットから浮かび上がる、シューズクロークにするか?玄関収納にするか?は、収納量やデザイン性を優先するか?コストを優先するか?に言い換えられることになります。
シューズクロークは、家の中に収納量をしっかり確保したい方、もしくは玄関まわりをスッキリ納めたい方に向いていると言えます。
一方、家全体をコンパクトにする、コスト重視の方であれば玄関収納がおすすめであると言えます。