3. 見せる収納タイプ
オープン収納タイプの特徴・事例から紹介していきます。
上記の事例では、キッチンのバーカウンターのようなデザインで、間接照明付きの飾り棚と組み合わせた収納になっています。
オープン収納では「そこで何がしたいか」「どんな雰囲気を楽しみたいか」が明確にあると、個性を出しやすいことがポイントです。
また、見せる収納のメリットは、開け閉め不要でモノをサッと置くことができること。
おしゃれな家電や食器などを置いて、キッチン空間を気分や季節によってアレンジできる点もオープン収納の良い所です。
一方のデメリットは、オープンであるがゆえに丸見えになるため、片付けなどをまめにできる方でないと、反対にストレスになってしまうことも考えられます。
3-1. 結の事例①・縦横に広がる空間を楽しむ家
インテリア全体をグレーを基調カラーとして、メープルの木目との組み合わせで北欧スタイルで統一感を出した事例です。
キッチンの収納扉も造作で同じ色・素材感で仕上げており、やさしいカフェ風のデザインに仕上げています。
取っ手をつけないフラット面材で空間ノイズを少なくし、オープン収納で見せる食器などを際立たせています。
2-3. 結の事例②・内と外の「つながり」が豊かな暮らしを育む家
キッチン・収納・ダイニングテーブルを造作でまとめている事例です。
ホワイト一色で統一し、家全体のナチュラルなテイストともマッチさせています。
扉がある収納に隠したい普段の食器などを収納し、見せる食器などは両側のオープン棚に置くことができ、実用性とデザインを両立させています。