1. 間取りの見どころ
まずは、間取りにおける見どころポイントの紹介です。
1-1. 吹き抜けリビング × ワイドテラス
一番のポイントは、「縦横に広がる空間を楽しむ家」というコンセプトのとおり、縦 = 吹抜け、横 = ワイドテラスを組み合わせた開放感抜群のリビング空間です。
まず吹抜は、スキップフロアを併設しており、吹抜空間を有効活用すると共に、家族がそれぞれの時間を楽しめる空間となっています。
LDKの吹抜以外は天井高さを2,600mmに設定していることから、吹抜以外の場所でも広さを十分感じられる設計です。
そして横に広がるポイントはテラスを南向きに設計し、明るさを最大限取り込んでいます。
さらに、空間の広がりとテラスを最大限活かせるよう、周囲から見えないような工夫がされており、青空・白い雲などだけが見える家族だけの空間。
ホテルのロビーのような佇まいを感じさせる、リゾート気分を満喫できるデザインに仕上げています。
1-2. スキップフロア
もう1つ、「縦」を感じられる工夫としてスキップフロアを採用しています。
1階寝室プランではあるものの、和室がない代わりにスキップフロアに畳を敷いています。
そして、このスキップフロアを設計した ” 意味 ” は3つあります。
・和室の代わりにゴロリと寛ぐ場所
・リビング収納をつくる
・使い方が広がる ” 仕切らない個室 ” をつくる
開放感のある吹抜だからできる空間設計であり、これも「縦空間を楽しむポイント」です。
1-3. 家事動線
2つ目のポイントは、共働き世帯にも注目してほしい家事動線です。
キッチン~洗面~ランドリールーム~脱衣室~お風呂と、1直線の動線になっており洗濯・料理とテキパキ片付けがしやすいようになっています。
また、ランドリールームとウォークインを隣接させることで、干した洗濯物をすぐに収納することができ、利便性が高いです。
これは、1階に寝室を持ってきていることがポイントになっており、寝室は2階という固定概念を外して間取りを考えると、平屋のような間取りも実現しやすくなります。
1-4. 収納計画
収納は1箇所に収納部屋をつくるのではなく、奥行・幅が異なる収納を各所に設置しています。
細かな物〜大物を、適所に収める空間に設計しており、スペースを有効に使えるような配慮をあらかじめ考えています。
また、外部物置は階段下の空間を利用し、使い易い玄関ポーチとカーポートとの間に配置しています。
雪かきの道具やスタッドレスタイヤなどの収納として活躍するでしょう。
1-5. キッチン
キッチンは I 型キッチン(LIXIL・リシェル)を採用していますが、キッチン前に造作で収納を造っています。
こちらの収納の扉材を、キッチン奥の食器収納の扉と同じ素材に統一することで、リビングやスキップフロアから見た時の統一感を演出しています。
また、間接照明を設けてキッチンに更なる深みをあたえ、上質な空間としてグレードアップさせています。
1-6. 設計力
今回のモデルハウスは、富山県では比較的コンパクトサイズとも言える、延床35坪です。
しかし、延べ床面積から想像できない広々としたリビングもありつつ、紹介してきた収納計画や家事動線など、新築に欲しい要素もしっかり備えています。
結ならではのデザイン設計と、実用的な使いやすさ、そして目と第6感で感じる広さをぜひ体感しにお越しいただきたいです。