家づくりコラム

2021.02.26

コラム空間を演出する照明 ~注文住宅だから選べる照明プラン その①~

昼間は窓から差し込む日の光がお部屋を明るくしてくれますが、
日が沈むと明かりを灯す時間がやってきます。

照明をつけて過ごす時間です。

 

住宅の照明は暮らしの上で欠かすことができない大事な要素。
以前と違い、照明器具にも照明の設置方法にも様々なタイプが増えました。

 

どんな空間にしたいか
どんな雰囲気にしたいか

 

選ぶ照明でお部屋の雰囲気が決まると言っても良いかもしれません。

だからこそ、注文住宅で新築されるお家では、照明のプランニングにも時間を掛けます。

今回は、そんな住宅にとって大切な「照明」についてまとめてみたいと思います。

 

住宅照明の種類


住宅照明にはいろいろなタイプがあります。
明るさの違いを利用して、直接照明、間接照明、半間接照明で空間演出をすることができます。

最近は一つの部屋でタイプの異なる照明を組み合わせ、
主照明と補助照明を生活シーンに合わせて上手に使い分けることが増えてきています。

ここでは、その中で結でよく使用される照明をご紹介します。

 

◆「結」で主に主照明として使われるもの


シーリングライト
天井に直接取り付ける照明で、リビングなど広い部屋全体を明るくしてくれる直接照明。
家電量販店やホームセンターでの購入も可能で、住宅の照明の主流と言っても良いでしょう。
リモコンで明るさや色を調節できるものもあって便利。
洋間に合わせるだけではなく、和紙の模様や和風テイストのカバーのものは、
現代の和室に合うデザインになっています。

 

ペンダントライト
天井からコードやチェーンなど紐状のもので吊り下げるタイプ。
種類や形、大きさは様々で、吊り下げる長さやペンダントの数、設置する場所によって、
お部屋の雰囲気が変わります。
ダイニングテーブルの上に取り付けることが多く、
テーブルの広さによってペンダントの大きさや数を調整。

吹き抜けの階段など、高さに広がりのある空間でアクセントにする場合もあります。

 

ダウンライト
天井に埋め込む小型タイプの照明。
空間を遮らないので、すっきりとしたお部屋にしたい方に好まれます。
光の色や明るさの調整ができるものもあり、種類が豊富です。

リビング、寝室、トイレや廊下、玄関など多様な場所に使用できます。

◆「結」で主に補助照明として使われるもの


注文住宅の照明

スポットライト

照らしたい箇所にのみ部分的に光を当てる照明で、空間演出に用いられることが多いです。
直付けできるもの、レールに取り付けて移動させるもの、
クリップ式で棚などに挟んで使うものなど。
取り入れ方は、キッチンのシンクや作業台の上に設置して手元を明るくしたり、
ダイニングテーブルに焦点を当てたり。
シーリングスポットライトは、モダンなものからアンティーク調までデザインも豊富です。

 

スタンドライト

床や机に置く補助的な照明。
フロアスタンド、テーブルスタンド、デスクスタンドがあります。
フロアスタンドは、LDKなど広い空間に置いて雰囲気作りに。

テーブルスタンドは、読書時など手元を照らしたい時に補助的に使用されることが多いです。
デスクスタンドは、勉強机などに置くだけでなく、机の側面に取り付けられるものも。

部屋の主照明が体の陰になっても、これで手元を明るくできます。

 

ブラケットライト

壁面に取り付ける間接照明。
直接取り付けるので、スタンドライトのように場所を取りません。
玄関回りに採用されることが多い照明ですが、
廊下や寝室などに設置すれば、壁を照らす陰影が空間をオシャレに演出してくれます。
デザインも豊富なので、インテリアにもなります。

 

照明もインテリアの大切な要素


上質な注文住宅の照明

このように、照明のタイプには様々なものがあります。
様々な照明器具を取り入れて、
照明もインテリアの一部としてお部屋の雰囲気作りをしていきます。
例えば、リビングの天井には埋め込み式の間接照明とダウンライトを設置し、
ソファ側にスタンドライトを置いてみる。
間接照明で柔らかい光を作り、手元には明かりを補う照明でメリハリをつけることで、
落ち着きのあるリラックスした空間になるでしょう。
最近は、手元のスイッチやリモコンで明るさの調整ができる照明器具もあるので、
時間帯や用途に応じて明るさを変えても良いですね。

 

来週は実際の施工写真を用いて、結がご提案する照明計画について紹介します。
お楽しみに。

 

この記事に関連するタグの一覧を見る

アーカイブ

ページトップ