家づくりコラム

2021.03.05

コラム間接照明でオシャレな空間設計を ~注文住宅だから選べる照明プラン その②~
富山県注文住宅結の家

「家づくり」と言うと、間取りと設備が重要視されがちですが、
コーディネートの際、意外とポイントになるのが「照明」です。

今回は、先週のブログに引き続き、結の照明プランをご紹介していきます。

▼先週のブログ

空間を演出する照明 ~注文住宅だから選べる照明プラン その①~

 

一昔前は、作業をしたり、本を読んだりする時に見やすいように、
照明は明るくさえあれば良いという考えでした。
しかし、今の住宅では、ただ部屋を明るくするだけのものではなく、
部屋の雰囲気づくりに欠かせない要素になっています。

照明の選び方で部屋の雰囲気はガラッと変わります。
インテリアと照明のバランスが、住まいの価値をより高めてくれるのです。

 

そのため、モデルハウス見学や打ち合わせの時には、
施工例を見ながら、どんなテイストにするか、方向性とイメージを膨らませましょう。

それでは、実際に「照明」のプランニングをお部屋別にご紹介します。

 

◆リビング照明


照明に一番悩むのがリビングダイニング。
家族が一番長く過ごして憩う場所であるからこそ、居心地が良い空間にしたいですよね。

 

照明を天井に埋め込むことで凸凹のないスッキリとした空間を作ったり、
造作家具に照明を組み込んだり。
注文住宅だからこそ「照明」プランの自由度は高く、いろいろな空間演出が考えられます。

 

例えば、リラックスしたい時は天井灯を消し、間接照明のスポットライトを灯す。
複数の照明を設置することで、部屋を照らす明かりに変化をつけることもできます。

また、最近の照明器具は進化していて、照明の明るさを変えられる物も増えています。
スイッチ一つで簡単に切り替えられ、時間やシーンで明かりを使い分けることができます。
明かりの色が変わるだけでも雰囲気が変わりますよね。

 

富山の注文住宅

スタイリッシュでホテルみたいなこのお宅は、非日常空間を作り出すため、
照明器具そのものは目立たないように。
折り上げ天井の内側には、見えないように間接照明を設置。
「コーブ照明」と言われており、天井をふんわり上品に照らしてくれます。

夜、明かりを減らしてリビングで過ごす時間は、
心身の疲れを癒すリラックスタイムになるでしょう。

 

こちらは、壁面を斜めにして印象的な飾り棚を作り、その内側に照明を埋め込んだスタイル。
余計な物は置かず、光で壁面を演出しています。

 

富山の注文住宅のリビング

斜めの天井勾配の内側に間接照明が埋め込まれており、やさしい光が部屋を包みます。
正面にあるテレビボードは黒の塗り壁になっており、
側面の壁の内側に仕込まれた照明が片側からテレビ裏を照らしています。

 

 

◆ダイニング照明


ダイニングに欠かせないのが、お料理が美味しく見えて会話が弾む照明。
部屋全体を明るくする方法もありますが、
ダイニングテーブルにペンダントライトを吊り下げてアクセントにするのも人気です。
ペンダントライトを吊るす高さや数、光の出し方などの工夫で
食卓を効率良く照らしてくれます。
ペンダントライトは種類が豊富なのでどんなものにしようか迷いますね。

 

ヴィンテージ感のある注文住宅のリビング

こちらは、ヴィンテージが好きなお施主様に合うように、
コーディネートされたダイニングキッチン。
シンクの上には、吊り下げるタイプの形が異なる電球を3つ設置。
お料理を作る手元を明るく照らしてくれます。
そして、食卓の上には大きめのペンダントライトを。
照明自体に雰囲気があるペンダントライトは、
明かりがついていなくても、インテリアの一部としてポイントになります。

 

大きな一灯式のペンダントライトはスタイリッシュで、4人掛けのテーブルにぴったり。

部屋の中からガレージが見えるような間取りになっているので、
ガレージの照明をつければ、ダイニングからガレージの中の車やバイクを眺める事が。

ペンダントライトとガレージのライトだけを点けて、
お酒を飲みながら好きなものを鑑賞する暮らしも素敵ですね。

 

◆寝室照明


睡眠時は部屋を暗くするのが良いと言われますが、
寝るまでのひと時は、ほのかな暖かい光の中でリラックスしながら
徐々に入眠していけたら良いですよね。
天井の明るい直接照明は眠りを妨げます。
主照明は消して、スタンドやスポットライトなどの間接照明を利用し、
顔に直接明かりがあたらないようにしましょう。

大人の雰囲気の注文住宅の寝室

テレビボードの壁にはエコカラットを使用し、全体的に落ち着いた大人の雰囲気の寝室。
演出として、テレビ台にもなるカウンターの半分だけ壁の内側にライトを隠して設置。
壁面にも表情が生まれ、枕元に届く光がより柔らかくなります。
ベッドサイドには本棚と読書用のライトを。
手元にスイッチがあるので明かりの強弱も自在です。

 

オシャレな照明の注文住宅の寝室

淡いベージュの塗り壁をアクセントにした柔らかな雰囲気の寝室。
小ぶりサイズのペンダントライトがベッドの左右に吊り下げられています。
手元で消灯ができ、どちらか片方だけを点けて置くことも。
読書灯としても利用できます。

 

◆玄関照明


帰宅した時やお客様をあたたかく出迎えるのが玄関。
内玄関が家全体の印象を決めるといっても良いでしょう。
昼間は明るく、夜は外とのコントラストがきつくならない明るさの照明を。
お客様を最初に迎える場所なので、印象良くしたいですよね。
注文住宅の玄関

玄関の扉を開けると、ジョリパット塗装を施した壁が目に入ります。
天井のダウンライトが壁を照らし、塗装の陰影が楽しめます。
何も置かずに大胆に壁を生かすことで、スタイリッシュな玄関に仕上げています。

 

珪藻土を壁から天井まで使った、あたたかみのある注文住宅の玄関

珪藻土を壁から天井まで使った、あたたかみのある空間。
明かりが壁に当たることで生まれる陰影が、柔らかい雰囲気に仕上げます。
素材の味わいを生かすため、あえて照明の数を減らしてあります。
少しほの暗く感じますが、それも演出の一つ。
右手の廊下を抜けるとリビングへ通じる扉があり、開けると明るいリビングダイニングへ。
帰宅後、光に導かれるように一連の動作を行うことが出来ます。

 

◆外構照明


外構照明には、防犯や安全性の面がありますが、
外灯がオシャレなお宅はつい目に留まりますよね。
このお宅は、スポットライトで植栽と壁を照らし間接的に明るくしています。
昼と夜とで雰囲気がガラッと変わりますよね。
外から見たときの家の印象を左右するので、外構照明にもこだわりたいですね。

富山の注文住宅

オシャレな照明の注文住宅

 

期間限定公開中の「開モデル」にも、様々な照明が取り入れられています。

▼Instagram

開モデル照明プラン

 

3月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)の4日間は、
公開終了前最後のオープンハウスを開催。
ぜひこの機会に「開モデル」をご覧いただき、「結」の照明計画にもご注目ください。

ご予約はこちら。

 

イベント開催日以外にも、3月21日(日)までお好きな日時でご覧いただけます。

詳しくはこちら。

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