家づくりコラム

2026.05.22

コラム水まわり動線の最重要ポイント・ランドリールーム収納の使い勝手

富山での新築では必須アイテムの「ランドリールームの収納」について深掘りします。干すだけの空間か、収納も兼ねるべきか?生活スタイルや家事動線との相関性が高いランドリールーム収納と水まわり設計で、おさえておくべき基本ポイントを解説します。

 

富山県で家づくりをする際、天候を気にせず洗濯ができるランドリールームは必須の空間と言えます。

 

しかし、単に干すだけのスペースとして設計すると、実際の日々の使い勝手の面からは少し残念なことになってしまいます。

 

今回は、家事動線をラクにするための「ランドリールームの収納と水まわり設計」について解説します。

 

ご家族の生活スタイルと照らし合わせながら、ぜひ参考にしてください。

 

それでは、まず今回のコラムの要点からみていきましょう。

 

 

洗濯物を干すか干さないか、乾燥機メインかなど、まずは自分たちの生活スタイルを明確にすることが重要

 

ランドリールームには、干すスペースと衣類収納を目的とした可動棚を充実させることで、使い勝手が大きく向上

 

IKEAや無印良品などの収納ボックスを活用することで、コストを抑えつつスッキリとした衣類収納スペースが実現できます

 

・ランドリールームは湿気がたまりやすいため、適切な換気計画を考慮し、衣類を傷めない設計を心がけましょう

    

1. ランドリールーム収納の基本とメリット

家事負担を軽減するランドリールーム

富山県では年間を通して降水量が多く、天候が変わりやすい特徴があります。

 

特に冬の雪などを考慮すると、室内干し専用のランドリールームは必須に近いアイテムと言えます。

 

しかし、単に干すだけの空間にしてしまうと、乾いた服を各部屋へ運ぶ手間が発生するため、さらに大切なポイントが収納スペースを確保することです。

 

「洗う・干す・しまう」の動線を一つの空間にまとめることが、家事負担の軽減につながります。

 

収納を考える時、まずはご自身の生活スタイルを言語化しておくことをおすすめします。

 

       

1-1. 生活スタイルの言語化とは

洗濯ルーティンを考慮したランドリールーム

家事動線を最適化するためには、日々の洗濯物をどう扱うかを整理することが第一歩です。

 

通勤着はスーツかオフィスカジュアルか、制服や作業服などの種類によって、ハンガーに掛けて収納すべき衣類の量が決まります。

 

お子さんがいる場合は、私服登校か制服登校か、スポーツなどの習い事はしているかも衣類の量を左右します。

 

泥汚れの洗濯物が多い場合は、下洗い用のスロップシンクの設置も検討するとよいでしょう。

 

また、寝巻きと家着は同じかどうかなども収納計画に大きく影響します。

 

1日に何回洗濯機を回すのか、将来お子さんが増えることで洗濯量が変わるかどうかも見据えておくことが大切です。

 

休日にまとめて洗濯をするスタイルの場合は、一時的に洗濯物をストックしておく大きめのスペースが必要になります。

 

1-2. 干す派と干さない派の違い

乾燥機の有無で変わる必要スペース

生活スタイルに合わせて、「干すのか干さないのか」を決めることが次のステップです。

 

乾燥機の使用有無によって、必要なスペースや設備が大きく変わります。

 

以下の表を参考に、ご家庭のスタイルを確認してみてください。

 

項目 干す派

(=乾燥機を使わない)

干さない派

(=ドラム式 or 乾太くん)

必要な

スペース

洗濯物を干すための

広いスペースが必要

干すスペースは最小限でOK
設備の

ポイント

サーキュレーターや

除湿機の設置とコンセント

ガス配管・給排気計画、

専用コンセントの事前計画

 

干す派の場合、干した洗濯物が極力通行の妨げにならないよう注意しましょう。

 

また、布団などの大物を干したい場合は、外干し用のテラスや内部バルコニーへの動線も確保しておくと便利です。

 

さらに、どちら派であっても「どこで洗濯物を畳むのか」という問題は共通して発生します。

 

立ったまま畳めるカウンターを設けるのか、リビングに持ち込んで畳むのか、日々の暮らし方からイメージしておくことが重要です。

 

1-3. 衣類収納を目的とした可動棚の重要性

ランドリールームで重宝する可動棚

出典:心地よさにゆらめく住まい

 

ランドリールームの壁面には、衣類収納を目的とした可動棚を充実させておくことをおすすめします。

 

固定された棚ではなく、高さを自由に変えられる可動棚にすることがポイントです。

 

タオルや家族の部屋着などを一箇所にまとめることで、干した洗濯物をその場でサッと片付けることが可能になります。

 

毎日の「畳んで運ぶ」を減らす効果が期待できます。

 

1-4. 市販の収納ボックスを活用

ランドリー収納アイデアランドリー収納アイデア

画像引用:無印良品

 

可動棚を設置した後は、IKEAや無印良品などで販売されている収納ボックスを上手く活用することがポイントです。

 

扉付きの造作収納を依頼すると建築コストが上がりがちですが、オープンな棚に統一されたデザインの箱を並べるだけで、スッキリとした空間が完成します。

 

使う人ごとに箱を分けたり、季節ものと日常使いのものを分類したりと、カスタマイズしやすい点も魅力です。

2. ランドリールーム設計の専門的注意ポイント


ここからは、空調や換気といった専門的な視点から、ランドリールームを設計する際の注意点をお伝えします。

 

2-1. 床にはモノを極力置かないことが鉄則

ランドリールームの設計ポイント

ランドリールームに限らず、水まわり空間では床にモノを直置きしないことが鉄則です。

 

ホコリや髪の毛が落ちやすい場所であるため、床がスッキリしていると日々の掃除がラクになります。

 

収納ボックスや洗濯かごなども、キャスター付きのものを選んだり、棚の下段に収めたりする工夫もあると、一層よいでしょう。

 

床面が見える面積を広く保つことで、空間全体が広く感じられる効果もあります。

 

2-2. 湿気対策と過度な収納の回避

ランドリールームで重要な湿気対策

ランドリールームは、洗濯物を干すことで大量の湿気が発生する空間です。

 

空調や換気の計画が不十分だと、カビや結露の原因になります

 

干す派の方は、サーキュレーターや除湿機を効果的に使えるよう、適切な位置にコンセントを設けることが大切です。

 

また、湿気が多い同一空間に過度な衣類収納を設けると、収納している衣類を傷める原因になりかねません。

 

換気扇の配置や空気の流れを計算し、湿気が滞留しない設計を行うことが重要です。

 

静圧が高いシロッコタイプの天井埋込形換気扇を導入しておくと、空気が「しっかり」入れ変わります

 

さらに天井埋込形の換気扇は、デザイン上目立ちにくくなるだけでなく、壁面を収納などに有効に使えるメリットもありおすすめです。

3. まとめ

生活スタイルに合う家事動線を提案するYUI

今回は、富山での家づくりに欠かせないランドリールームの収納と水まわり動線について解説しました。

 

洗濯の負担を減らすためには、干すスペースと片付けるスペースを近づけることが何よりも大事なポイントです。

 

市販の収納ボックスや家電も上手に取り入れながら、無駄のない動線を計画しましょう。

 

YUIでは、お客様の生活スタイルや家事のお悩みを丁寧にお伺いし、最適な動線をご提案しています。

 

ぜひランドリールームにこだわりたい方は、豊富な事例もふまえてご案内させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事に関連するタグの一覧を見る

アーカイブ

ページトップ