家づくりコラム

2026.05.08

コラム2026年度(令和8年度)ZEH補助金の要点をわかりやすく解説!

新築をご検討中の方に向け2026年度(令和8年度)のZEH補助金の情報をお届け。対象条件や知っておくべきスケジュールの注意点などをまとめました。賢く制度を活用し、理想の住まいづくりをスムーズに進めるための参考としてぜひご活用ください。

 

これから住まいづくりを始める方にとって、気になる住宅補助金の情報として、2026年度(令和8年度)の「ZEH(ゼッチ)補助金」について解説します。

 

国も普及を強く推進しているZEHですが、補助金をもらうためにはいくつかクリアすべき条件やスケジュールの決まりがあります。

 

資材費高騰が続く折、制度の概要や注意点を把握して、賢く家づくりをすすめるための参考にしてください。

 

それでは、今回のコラムの結論からお伝えします。

 

 

令和8年度のZEH補助金は、ZEH(ゼッチ)で45万円、より高性能なZEH+では80万円が交付されます(富山県の地域区分では)

 

・みらいエコ住宅2026事業と大きく違う点は、「世帯の年齢制限」がないこと。40歳以上のご夫婦世帯や、お子さんが18歳を超える世帯の新築はZEH補助金がおすすめです

 

ZEH+は、さらなる断熱性能の向上や太陽光発電の導入に加え、電気自動車の充電設備等の追加設備が必要となるため、費用対効果や必要性は精査しましょう

※富山は積雪地として太陽光発電は任意

 

申請は必ず着工前に行い、交付決定を受けてから工事を始めるという順序を厳守する必要があります

 

予算には上限があることや、様々な影響で着工・完工が各地で遅れている状況のため、早めの相談とスケジュール管理が、補助金を受け取るための鍵

 

1. 補助金額

まずは一番気になる補助金額について見ていきましょう。

 

1-1. ZEHの種類と交付される金額

ZEH補助金

ZEH ZEH+
補助金額

(富山県:5地域)

45万円 / 戸 80万円 / 戸
備考 標準的な性能で適用可 ZEHよりも高い

省エネ性能が必要となる

 


令和8年度のZEH補助金において、最も標準的な「ZEH」の区分では、1戸につき45万円の補助金が交付されます。(寒冷地では55万円 / 戸)

 

さらに、ZEHの基準を上回る省エネ性能を備え、電気自動車(EV)への充電設備やさらなる高度エネルギーマネジメントなどの追加の要件(下記記載内容のいずれか1つ)を満たす「ZEH+(ゼッチプラス)」の場合は、80万円が交付されます。(寒冷地では90万円 / 戸)

 

これらは住宅性能に応じて設定されており、どちらの基準を目指すかで予算計画も変わってきます。

2. もらえる家の条件

ZEH住宅の説明補助金の対象となる「ZEH」は、断熱性能を高めることで、冬は暖かく夏は涼しい家であると同時に、高効率設備によって使うエネルギーを最小限に抑える住宅のことです。

 

その上で、太陽光発電システムなどによってエネルギーを創り出し、1年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指します。

 

つまり、元々エネルギーをたくさん使わなくても快適に暮らせる家であると言えます。

 

なお、富山県などの多雪地域は、ほかのエリアと異なり補助金の条件として太陽光発電システムは必須ではありません(100㎝以上の多雪地域はZEH Oriented適用地域)

 

2-1. 達成すべき性能基準の数値

求められる性能基準

基本項目は例年同様となっていますが、一言でいえば断熱性と省エネ性といった項目で一定の基準をクリアする必要があります。

 

細かい等級といった数値が並んでいますが、まずは国が義務とする基準よりも、保温性が高く、省エネな家であると捉えてもらえればよいです。

 

区分 断熱性能

(家の保温性)

省エネ性能

(機器の省エネ度合い)

創エネ

(電気をつくり出す)

ZEH 断熱等級5 20%以上削減

(再エネ除く)

100%以上削減

(再エネ含む)

ZEH+ 断熱等級6 25%以上削減

(再エネ除く)

100%以上削減

(再エネ含む)

下記の①・②の1項目以上を満たすこと

 

①再生可能エネルギーの自家消費の拡大措置

•おひさまエコキュート

•蓄電池(ただし、初期実効容量5kWh以上のものに限る)

•電気自動車(プラグインハイブリッド車を含む)の充電設備

•太陽熱利用システム又はPVTシステム

 

②高度エネルギーマネジメント

HEMSにより、太陽光発電設備等の発電量等を把握した上で、住宅内の暖冷房、給湯設備等を制御可能であること。将来的には、上記に加えて、蓄電池や

ディマンドリスポンス(DR Demand Response)機能を搭載した家電製品等と連携することにより、DRやバーチャルパワープラント(Virtual Power Plant)に参加することが期待されています

3. その他条件

補助金の申請には、建物の性能だけでなく「補助金の対象となる会社かどうか」という条件もあります。

 

この補助金を利用できるのは、あらかじめ「ZEHビルダー」または「ZEHプランナー」として国に登録された住宅会社に限られます。

 

検討している工務店が登録しているかどうか、最初に必ず確認するようにしましょう。

 

※YUI はZEHビルダー登録済

4. スケジュール

補助金の申請スケジュール

補助金の申請において、最も注意しなければならないのが「着工・申請のタイミング」です。

 

ZEH補助金の場合は、必ず工事を始める前に申請を行い、「交付決定通知」が届いてから着工しなければなりません。

 

決定通知が出る前に根切り工事や基礎工事を始めてしまうと、その時点で補助金の対象外となってしまいます。

 

また、補助金事業には完了期限も定められているため、工期が遅れそうな場合は特に注意が必要です。

 

そして、申請開始は2026年5月から開始されますが、申請を出すためには建築地の決定だけでなく、間取りや各種計算が済んでいる状態であることが必須のため、住宅会社と話が進んでいない方は、正直今年度の制度の活用は難しいでしょう。

 

4-1. これから家づくりをする人は

余裕を持った建築計画の重要性

補助金は国の予算で運用されているため、公募期間内であっても予算の上限に達した時点で受付が締め切られてしまいます

 

まずは希望する入居時期から逆算し、国の本予算で運用されているZEH補助金がいいのか?それとも補正予算で運用されている「みらいエコ住宅2026事業」の申請期間に間に合うよう早めに住宅会社へ相談を開始しましょう。

 

さらに現在、世界的な物流網の混乱や人手不足の影響もあり、各地で住宅資材の納期遅延や工事期間の長期化が見受けられます。

 

中東情勢の影響による輸送ルートの変更などが、さらなるコスト増や遅延を招く可能性も否定できません。

特に土地探しから始める方は、工事・各種申請などにこれまで以上に時間がかかることを見越し、1年前後ゆとりを持ったスケジュールを組むのが理想的です。

5. まとめ

補助金活用をサポートする住宅会社

令和8年度のZEH補助金は、エネルギー価格が高騰し、先行きの見えにくい現代において、住まいの質を高めながら家計を守るための有効な手段です。

 

特に年齢制限がないという点は、多くの方にとって魅力であり、将来を見据えた「質の高い資産」を残すことにもつながります。

 

YUIでは最新の制度情報・市況を踏まえて、お客様の状況に合わせた最適なプランニングとスケジュールもサポートさせて頂いております。

 

補助金を活用した家づくりが気になっている方は、YUIの施工事例などをご覧いただいて、お気軽にお問い合わせください。

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