2. 電気代を抑えるコツ
上昇傾向が続いている電気代を抑える、2つのコツを見ていきましょう。
2-1. 電気代が高い設備・家電を知る
電気代が高い機器を知って、その機器を中心に省エネを心がけることで、光熱費の効果的な圧縮につながります。
例えば、消費電力が元々少ないLED照明をこまめに消しても効果はかなり限定的です。
一方、消費電力が高いエアコンの温度を下げる・使用時間を減らすといった方法をとることで、光熱費への影響は大きくなります。
消費電力が高い設備・家電に共通している点は「電気を熱に変える機器」です。
エアコン、電気ファンヒーター、ドライヤー、IHクッキングヒーター、こたつ、電子レンジなどがこれにあたります。
これらの機器の使い方を見直すことで、光熱費にも効果的な影響を出すことができます。
2-2. 効果的な使い方
電気は「使っている電気の量」×「時間」で、光熱費が決まってきます。
1つ目の方法は、先ほど紹介した熱を生み出す機器は、そもそも「使っている電気の量」が大きいのですが、この「消費電力」を下げることも節約方法の1つです。
具体的には、エアコンの設定温度を下げる・ファンヒーターの温度を下げる、といったことがこれに当てはまります。
2つ目の方法は、時間が掛け算になっていることから、使用時間を減らすことも効果的です。
タイマー機能などを活用しながら、” つけっぱなし ” を防ぎましょう。
「付けっぱなしの方がトク」というのは、例えば1時間おきにON / OFFを繰り返すような場合に当てはまることで、3時間以上家をあけるときはOFFする方が効果的でしょう。