1. 家事動線(洗濯動線)でお困りの方へ
洗濯にまつわる動線は、多くのご家庭で課題となっているのではないでしょうか。
まずは、そんな洗濯動線を中心にどんな点がストレスになっているのか?
注文住宅を考える上で、その解決方法までをみていきましょう。
1-1. 洗濯動線のストレスとは

洗濯は、「洗濯をする → 干す → 取り込む → しまう」といった、一連の流れをスムーズに行えるかどうかで、家事の負担が変わってきます。
この流れの中で、洗濯機と物干しスペースが離れていて移動が遠い、干した洗濯物をしまう動作が面倒といったストレスが発生します。
さらに、安易に物干しを設置してしまうと、家の中を移動しているときに洗濯物が邪魔になったり、一気に生活感が出てしまう事態も容易に想定されます。
このように、実際の生活まで想像しながら設計を組み立てていかないと、洗濯動線のストレスになってしまいます。
1-2. 洗濯動線のストレス解決のヒント

洗濯動線は、「洗濯物を干す場所」と「しまう場所・収納設計」との相関が解決のポイントになってきます。
ランドリースペースとクローゼットの設計に加えて、寝室の位置関係など様々な設計要素が絡む大事な部分です。
寝室は一般的にウォークインクローゼットなど、大きな収納を併設されることが多いですが、この収納場所へのアクセスや、だれがどう使うのか?などをしっかり考えておきましょう。
◆ 事例から解決のヒントを紹介

上図は、YUIでの施工事例の一部ですが、洗面所からファミリークローゼットを経由してサンルームへと続く動線になっています。
サンルームを一番奥にもってきていることで、洗濯物を干しているときでも洗濯物が動線を邪魔することはありません。
また、洗濯機をサンルームへ入れることで生活感を少なくし、普段の使い勝手だけでなくデザイン上の配慮もしています。
上図は、あくまで一例ですが、YUIでは多彩な設計力を強みとしているため、このような家事動線の事例は豊富に揃えています。