2. 完成見学会に協力するメリットとデメリット
それでは、実際に声が掛かった際に完成見学会に協力するメリットやデメリットを見ていきましょう。
2-1. メリットはやはり協力する「見返り」
完成見学会に協力するメリットは、一般的にその「見返り」です。
見返りとは、値引きの場合もあれば、追加の工事や家具の一部などをサービスで付ける、といったことが一般的に行われています。
住宅会社側も、魅せるためにコーディネートにも一層の力が入りやすく、モデルハウスプランに近い形に仕上がるという、隠れた魅力もあります。
見学会を行う家は、プランニングがいいことが前提ではあるものの、見学会を想定したコーディネートを行うので、ステキな家として提案してもらいやすいとも言えます。
そのため、完成見学会をやる家は “いい家 ” により一層近づき、満足度が更に上がる可能性があります。
ただ、このあたりは会社によっても事情が若干異なるため、サービスが期待できるかどうかは、見学会の打診をされた時に確認しておきましょう。
◆値引きやサービス以外の「副産物」
・親戚や友達などに家を見せないといけない場合、自分たちの私物が入る前に気兼ねなく見てもらうことができる(生活感がない状況で、お披露目会として)
・見学会用に家具や小物が置かれているので、お施主様自身がこれから購入するインテリアの参考にできる
・「見てもらいたい人」は、実際に見てもらった人からの感想が聞けたり、SNSでシェアされて反響が可視化できるという今どきなポイントも
2-2. デメリットは不特定多数に見られること
デメリットは不特定多数の方が来る可能性があることです。
よく聞く一般的な見学会では、一般の方も多いため、様々な予期せぬトラブルも考えられます。
「小さいお子さんがトイレを使った」「近所の人が興味本位で見に来た」「傷つけられた」といったことが少なからず世間一般ではあります。
YUIでは、ご案内にスタッフが同行するのはもちろん、お借りした家には必ず補修やメンテナンスを入れてからお引き渡しを行っております。
また、HPに掲載してオープンに行う場合と、ご要望次第で管理名簿の方のみにご案内する場合と、建築主の方のご意向などに寄り添って決めております。