雰囲気を作り出す照明の工夫
一昔前はダウンライト一灯のトイレが主流でした。
しかし今は、トイレの照明にも工夫される方が増えています。
トイレに窓があれば、そこから光は入りますが、
照明のみで明かりを補うトイレにする方も増えました。
そんなトイレには、清潔感や雰囲気のある照明は欠かすことができません。
室内を明るくしたいのなら、
ダウンライトだけではなく、壁にブラケットライトを設置したり、
リラックスした雰囲気を求めるなら、間接照明を使う演出も素敵です。
よくある照明器具は、ダウンライトや吊り下げ式のペンダントライトですが、
灯りひとつで室内の雰囲気が変わるので、どれにしようか悩みどころ。
また、光が当たる壁の色や質感によっても雰囲気は変わります。
凹凸のある左官塗り、マットやツヤ感が出るタイルなど、
照明器具と合わせてコーディネートすると良いですね。
「結」では、まずは標準仕様のトイレをベースにご提案をします。
1階と2階では多少仕様が異なりますが、
既製品のトイレと手洗い器、照明は天井のスポットライト。
あとは壁紙で室内の雰囲気を作ります
それだけでも必要十分ですが、ご要望に応じて壁の仕上げや照明・手洗い器を変更し、
トイレ空間の個性を出していきます。
こちらは、和の趣を感じさせるトイレ。
壁は、左官塗りのコテ波仕上げ。
壁に光があたり、左官の質感を際立たせる陰影が素敵です。
ペンダントは真鍮製、手洗い器はガラス。
それぞれの素材が持つ品の良さが、高級感のあるハイセンスな空間を創り出しています。
仕上げや素材にこだわるだけでもグッと雰囲気が変わりますね。