家づくりコラム

2021.02.12

コラム失敗しない注文住宅 ~家づくりの悩みから考える~

家づくりは、一生の内の大イベント!
だからこそ、「こんなはずじゃなかった!」なんて、思いはしたく無いですよね。

どんな場所でどんな家に住むかによって
今後の人生の在り方が変わってしまうこともある家づくり。

今回は、よくある悩みから考える、
注文住宅を建てる上で気をつけたい事柄を紹介したいと思います。

 

住宅ローンが分からない!


注文住宅で失敗しないローンについて

夢あふれる家づくりですが、避けて通れないのが「お金」の話。
「家」は大きな買い物ですから、あらかじめ世帯年収から考えて
予算を立てておくことが必要です。

 

ローンを組む前に自己資金を貯めておきましょう、とはよく聞きますよね?
ローンはあくまで借入。当然ながら、返済には利子が伴います。
住宅ローンは最長で40年間組めますが、現在の年齢と定年になる年齢を考えて、
仕事をしているうちに返済を終えられるように返済計画を立てられる方が多いです。

 

では、実際家づくりの予算は、どれぐらいにしたら良いのでしょう?

 

例えば、共働きの30歳ご夫婦。
借入額と自己資金合わせて3200万円で家づくりを検討するとします。
月々の返済額は、現在借りている家賃相当の8万円が希望。
返済期間35年、ボーナス支払い無しの場合です。

 

身近な地方銀行で、
お客様がよく選ばれる「期間固定選択型2年(金利0.6%)」と、
返済金額が変わらずライフプランが立てやすい「全期間固定金利(金利1.33%)」
の2パターンで「借入可能額」をシミュレーションしてみます。

 

◆期間固定選択型2年(金利0.6%)
借入可能額 3300万円

◆全期間固定金利(金利1.33%)
借入可能額 2680万円

 

となります。

 

毎月の返済額は同じでも、金利の違いで620万円も借入可能額が変わります。
この場合、全期間固定金利の住宅ローンを希望すると、
事前に自己資金の準備が必要です。
また、金利の他に手数料や団体信用保険の内容も金融機関によって様々。
世帯年収に応じて借入限度額も違います。

理想の家に住む為にもしっかりと資金計画を立て、
自分達の求めるものの順位を見極めることが重要になります。

古くなった実家の建て替えをして住む同居や隣居も、資金面から考えるとメリットが高い場合も。
市町村ごとにある補助金なども利用し、賢く家づくりを進めましょう。

 

自分達のイメージが伝わらない


YUIの注文住宅で失敗しない為のご要望ヒヤリング

どんな家に住みたいか、どんな暮らしがしたいかイメージはできていますか?
考えは整理されていますか?
ご夫婦で建てたい家や暮らしのイメージが異なるとちぐはぐな家ができてしまい、
設計に時間もかかりますし、住みにくい住宅になってしまうことも。
後から、こうじゃなかった、こうしたかったと言ってもどうにもなりません。

 

その為にも、

 

・家族のライフスタイル
・外観デザインのイメージ
・間取り

 

など、担当者やコーディネーターに家族の要望、イメージを
的確に伝えられるように準備しましょう。
相手に理解してもらうことが、ストレス無く家を建てるには欠かせません。

 

まずは、具体的な資料を集めましょう。
気に入った家の外観や間取りをプリントアウトしたり、付箋をつけたりして、
わかりやすくした資料があると伝わりやすくなって良いですね。

 

担当者は、住宅のプロ。
「結」ではヒアリングシートを用いながら、埋まらなかった要望を質問形式で引き出していき、
家づくりのイメージを形にしていきます。
心配いりません。何でも聞いてみましょう。

生活スタイルが変わって不便


ライフスタイルに合った注文住宅のリビング

ご夫婦二人住まいから、
子供が生まれ、月日が流れ、
子供が巣立ち、片親となった親が一緒に住むことになった。
など、長く住むうちに家族や生活様式に変化が訪れることもあります。
家を建てる際は、そんな長いスパンでの将来設計を念頭において考えることも必要です。

子供が巣立って二人住まいになった時にはどんな生活スタイルになるだろう?

初めてのことですから、わからないことがあって当然!
だからこそ、情報収集を上手にして、自分達にとって最適な在り方を探しましょう。

 

一昔前は、ライフスタイルの変化に応じて、建て替えやリフォーム、改修工事をして
暮らしていましたが、今は耐久性が増し、家の寿命が延びたからこそ、
将来を見越して住宅を設計することが増えました。

 

例えば、

 

・可変性
柱や壁の配置を工夫することで、
将来的に変わる見込みのあるライフスタイルや家族構成に合わせて、
暮らしやすい間取やリフォームがしやすいこと。

 

・バリアフリー性
将来のバリアフリー改修工事に対応できるように、玄関や廊下に必要な広さを確保すること。

 

将来的に夫婦二人になることを見越して、一階に寝室を設ける間取りも人気があります。
生活空間をまとめておけば、年を重ねてから生活動線がコンパクトになり、
動きやすくなりますね。

 

注文住宅を建てる際には、不安や疑問はつきもの。
家のプロである担当者と二人三脚で不安を解消し、
失敗の無い家づくりを実現しましょう。

 

「結」では住宅ローンのアドバイスも行っています。
銀行選びから事前審査や本申込のサポートなども、
家づくりの一環としてお手伝い致しますので、お気軽にご相談ください。

 

この記事に関連するタグの一覧を見る

アーカイブ

ページトップ