家づくりコラム

2021.01.15

コラム富山の冬を暖かく暮らす ~富山を知る住宅会社が提案~
富山の注文住宅にあった雪の自宅

1月になり富山の冬が本格的に始まりました。

8日からは大型寒波が到来。
最高積雪が富山市中心部で126㎝となり、1984年の「五九豪雪」を超えました。

朝起きたら車がすっぽりと雪に埋まっていたり、
除雪が進まない悪路での出勤に苦労された方も大勢いらっしゃるでしょう。
暖冬だった昨冬とはうって変わって、久しぶりに雪国の冬を体感しています。

 

どんよりとした灰色の空に底冷えする寒さ。
そんな富山の冬を快適に暮らすには、住まいの工夫を欠かすことができません。

 

富山の住宅会社は、地場にあるからこそ知り得る「環境」や「風土」を頭に入れて
冬を乗り切る提案をさせていただきます。

 

除雪の雪はどこに捨てる?

屋根の雪を落とすとしたら、勾配をどのようにつける?

スノータイヤや雪かきの道具類を仕舞うスペースは?

家の周囲の融雪装置や除雪車の入り具合は?

底冷えする寒さをしのぎ暖かく暮らすには?

 

富山で住宅を建てる上では、このような冬の対策が大事です。
その中でも特に「断熱」は、人にとっても家にとっても重要なポイント。

 

今回は、聞かないとわからない注文住宅の「断熱」についてまとめてみようと思います。

 

注文住宅にとって大切な断熱


富山の注文住宅らではの断熱機能

「断熱」とは文字通り熱を断つという意味で、しっかりと断熱が施された住宅は、
冬には外が寒くても家の中は暖かく、夏には外が暑くても家の中は涼しく保つ事ができます。

冷気や熱気が逃げにくい為、少しのエネルギーでお家の中での生活を快適に過ごすことができ、
環境にも優しく、地球温暖化対策や節電にもなります。

 

「結」では、断熱を叶える為に、床にはポリスチレンフォームを、
屋根と壁はウレタン吹付け断熱を中心に施工しています。

 

屋根と壁の内側には、配線、配管、構造材などがあります。
複雑な構造の住宅でも、現場吹付け発砲だから、壁の中や屋根裏を隙間なく施工できます。

また、材料の自己接着力により壁と壁の間に隙間ができにくく、
長期間に渡って優れた気密・断熱性を持つ利点があります。

これらの理由から、省エネルギー化を実現し、建物の冷暖房に要する光熱費の削減にも繋がります。

 

そして、吹付断熱は吸音性にも優れています。

高い気密性と、細かな連続気泡構造が音をスポンジ状のフォームに拡散。
外からの騒音の侵入や生活音の漏れを最小限に抑え、快適に過ごせます。

 

断熱のもう一つのポイント「サッシ」


富山の住宅ならではの断熱施策

熱を逃がさないポイントとして、サッシの性能が大きく関係してきます。

 

「明るい部屋にしたいので、窓を大きく取りたい」という要望はありますが、
窓を大きく取るとそれだけ外気に影響されてしまいます。

「結」では、窓に高断熱アルミ樹脂複合サッシ、玄関にも断熱ドアを標準採用。

性能も重視しながらデザイン性も保てるよう、様々な角度から建物の仕様を選びご提案しています。

 

断熱を高めるためには、気密性も欠かせません。

壁や天井、床、窓枠などに隙間が多いと、冷たい風や湿気が外から建物の中に入ってきて、
暖かい空気が逃げてしまいます。
そんな建物の隙間から漏れる空気は、「漏気」といいます。

 

建築基準法により、すべての新築住宅には、シックハウス症候群、
つまりハウスダストを防止する目的と、室内の二酸化炭素濃度を下げ、
汚れた空気を排出する目的で、24時間換気システムを導入することが義務づけられています。

熱を逃がさず建物を効率的に換気するには、高い気密性をもった住宅が必要です。
断熱材に加えて気密性の高いサッシを使用することで、家の中を快適な温湿度に保ったまま、
効率的にかつ計画的に建物を換気することができるのです。

 

住宅の技術基準レベル【フラット35】S


富山の注文住宅を購入するならば大切にし無くてはいけない断熱の話

 

見た目で分かりにくい断熱ですが、「結」は【フラット35】Sの省エネルギー性基準にも該当するレベルを維持しています。

 

【フラット35】とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供し、
借入期間が最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。

一般的な住宅ローンに比べて金利は高めですが、35年間毎月の支払い金額が固定になります。

その為、将来の見通しがつきやすくライフプランが立てやすいという理由から、
【フラット35】を選ばれる方もいらっしゃいます。

 

そして、【フラット35】Sは【フラット35】のメニューの中の一つ。
技術基準を1つ以上クリアすることで、一定期間金利を下げることができます。

【フラット35】Sには4つの技術基準、
「省エネルギー性」、「耐震性」、「バリアフリー性」、「耐久性・可変性」があります。

この基準をクリアするような仕様で建築された建物には、
検査機関による物件検査を受けたのち、適合証明書が交付されます。

「結」では、4つの内の「省エネルギー性」をクリアする断熱性能をご提案しています。

 

富山で家を新築される方にとって「断熱」はとても気になるところです。
寒い冬はもちろんのこと、暑い夏も快適に過ごしたいですよね?

 

「結」では、その為の効果的な方法をお客様のご要望に合わせて、
デザイン性を保ちながらプランニング致します。
お気軽にご相談ください。

 

 

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