リビングフロアにまつわる用語
リビングにもプランを考える上で使われる用語がいくつかあります。
◆吹き抜け
複数階にまたがる連続した空間を指す「吹き抜け」。
戸建ての場合は1階と2階にわたって広がる空間を指すことが多く、
間に天井や床がありません。
玄関や階段、リビングに取り入れられることが多く、空間に広がりが生まれます。
高い位置の窓からは、日差しが長時間に渡って注がれるので明るく開放的で、
1階と2階の繋がりがコミュニケーションも生み出します。
◆サンクンリビング
吹き抜けにはできないけれど、
リビングに広がりを出したいという方にご提案させて頂くことが多い「サンクンリビング」。
1階の基礎の部分を利用して床を一段下げることで、天井高を感じることができます。
そうすることで、吹き抜けに近い開放感が得られ、空間の広がりを感じることができます。
また、サンクンにすることで、段差を利用して収納が生まれることもメリットの一つ。
テレビボードとして利用したり、生活用品やおもちゃをしまったり。
リビングの収納を充実させることができます。
◆スキップフロア
階段の一部を利用して作られる「スキップフロア」。
リビングを吹き抜けにしたいと要望される方に提案する場合が多いです。
階段途中の踊り場を広げることで空間を生み出し、お子さんの遊び場所や、
ワークスペース、家事の場所としてスキップフロアを使用します。
吹き抜けのスペースに設けるので開放感もあります。
また、スキップフロアの下は収納として使えるメリットも。
大型の生活用品をしまえるスペースとして活用できます。
スキップフロアの下の収納をさらに、
サンクンとして基礎の部分を利用して床を一段下げて半地下の様に使う人も。
こもって秘密基地のように使うなど、収納だけではなく、
小部屋としての使い方もできます。
リビングの一角なので孤立せず、暮らしのアイデアの一つ。
このように、建物の様式を表すよく似た言葉はいくつもあります。
時代を経る毎に新しいスタイルが生み出され、新しいワードも生まれてきています。
こんなのがあったらいいなぁ、でも説明しにくいなぁなど、
ご相談頂けましたらプランナーと共に皆様の要望を形にさせて頂きます。
お気軽にご相談ください。
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