家づくりコラム

2024.07.05

コラム平屋風2階建てのメリット・デメリットを徹底解説

平屋風2階建てとは、どんな家なのか?最近、人気が高まっている理由もわかりやすく解説していきます。平屋風2階建てのメリット・デメリットだけでなく、実際の施工事例の社員や間取りも参考に解説します。気になっている方は必読の内容になっています。

 

今回は「平屋風2階建て」を特集していきます。

 

平屋にしたいけど土地の面積が小さいかな…、平屋は高いって聞いたけど…

 

こんなことを考えている方にピッタリの内容になっています。

 

それでは、今回の記事の要点から見ていきましょう。

 

 

平屋風2階建てとは、1階にLDKと寝室・ウォークインクローゼットなどを設け、子供部屋を2階に持っていくプランのことを指す

 

・人気が高まっている理由は、平屋に対するニーズが増加している一方、平屋で共通のデメリットであるコストの割高感を少し抑えることができる合理的な設計のため

 

・平屋風2階建ては、建築面積を抑えることから土地の面積も比較的コンパクトな土地からプラン設計が可能になってきます

 

・平屋風2階建てのデメリットは、総二階に比べてコストが割高になること

 

・記事後半には、1階寝室プランの間取り紹介の記事へのリンクも

 

 

1. 平屋風2階建てとは

平屋風2階建てのリビング

出典:1階寝室、和モダンの家

 

まず、最近流行り始めている「平屋風2階建て」とは、一般的に「1階にLDK+主寝室」、そして「2階に子供部屋などのみ」という構成の家を指します。

 

1階寝室プランとも言いますが、特徴としては夫婦が主に1階だけで生活できることにあります。

 

寝室に隣接したウォークインクローゼットなども1階にあることで、水まわりやランドリールームと距離が近く、家事動線を短くできるメリットなどで注目度があがっているわけです。

 

しかし、なぜ今この平屋風2階建てが流行り始めているのか?を考察していきましょう。

 

1-1. 平屋風2階建ては平屋ほど割高にならない

平屋風2階建ての建築費用

新築を検討する時に、多くのみなさんが気にされる点が建築費用ではないでしょうか。

 

平屋は、その生活のしやすさから注目されていますが、どうしても基礎・屋根が大きく一般的な2階建てに比べて割高な設計になってしまいます。

 

これは、どこの住宅会社でも避けようのない話ではありますが、この割高な建築費用を少しでも抑えられるのが、この平屋風2階建てです。

 

設計次第では、一般的な35坪程度の1階部分を少し大きくするだけで設計が検討できます。

 

2. 平屋風2階建てのメリット

つづいて、平屋風2階建てのメリットは大きく2つあります。

 

2-1. 将来的な長い目でみて合理的

老後にも安心の平屋風2階建て

1つ目は、お子様がいる家庭での新築の場合、お子様が巣立ってからは実質的に平屋として使える点です。

 

現在、空き家問題も全国的に深刻になりつつありますが、従来の2階建てだと主寝室も2階にあることが多かったです。

 

お子様が巣立ち、加齢と共に上下移動が難しくなってくると、だんだん2階部分を使わなくなってしまうことも容易に想像できます。

 

ご夫婦が30代前後で、お子さんが小さいうちだけ2階を使う前提でコンパクトに設計すれば、コストだけでなく将来的な使い方としても合理的になるわけです。

 

2-2. 建物だけでなく土地の費用も抑えられる

平屋よりコストでメリットがある平屋風2階建ての家

2つ目として、平屋風2階建ては平屋に比べて建物・土地の総コストを抑えることができる点です。

 

建築面積を平屋よりコンパクトにできることに加え、土地の面積がコンパクトでも対応しやすい点も魅力です。

 

富山でも駅周辺など土地が比較的コンパクトなエリアへの居住希望や、土地の費用を抑えたい方にもおすすめです。

 

土地の広さも駐車スペースを何台とるか?クローゼットの大きさや、玄関クローゼットの有無などで、土地の広さも変わってきます。

 

50~60坪の土地の大きさがあれば、平屋風2階建ては建築可能ですが、これに関しては間取りへの要望や土地の形状も左右してきますので、詳しくはYUIの設計へお問い合わせください。

 

3. 平屋風2階建てのデメリット

平屋風2階建てのコスト面のデメリット

一方、平屋風2階建てのデメリットをみていきましょう。

 

デメリットは、総二階に比べるとどうしてもコストは割高になる点です。

 

平屋風2階建て、といっても1階に比重がきてしまうため、費用アップの要因である基礎の大きさ、および屋根面積は寝室が二階にある二階建てより大きくなります。

 

完全平屋に比べれば、多少割安になる可能性がありますが、それでも面積の割には少々お高くなってしまうでしょう。

 

そこで、コストアップを抑えるためのコツや、設計のポイントは別記事でもまとめていますので、気になる方はこちらも是非ご覧ください。

 

1階寝室プランのデメリットとは?コスパよく1階寝室にするためのコツも

 

4. YUIの間取りの紹介

それでは、YUIで実際に建築をした平屋風2階建ての事例および間取りをみていきましょう。

平屋風2階建ての事例

出典:ゆとりの暮らしに辿りつく家

ゆとりのある平屋風2階建ての設計

こちらの事例は、リビングから階段を挟んで主寝室が配置されているプランです。

 

平屋風2階建ての場合、リビングからの音なども気になる点ではありますので、階段や収納といった空間を挟むことで、実際の音の軽減と、空間の切れ目を創り出しています。

 

また主寝室を回遊動線の中に入れることで、サンルームや洗面所からのアクセスがよく、洗濯物をしまったり、起床時 / 就寝時の洗面所での支度へ階段を上下せずに行ける点が魅力的です。

開放的な平屋風2階建て

主寝室もひと昔前は8帖以上が必須、とされていた時代もありましたが、収納をしっかり確保すれば、6畳程度でも問題はありません。

 

さらにLDKについては2階部分がないことから、天井高さをアップして床面積以上に開放的な空間設計となっています。

 

こちらの事例では、リビング~ダイニングにかけて床を掘り下げていることから、中に入った時の天井高さと相まって、広々とした感覚を味わうことができます。

 

そして、2階部分には子供部屋を2つ設けており、それぞれの収納などを確保した上で必要最小限のサイズに抑えています。

 

お子様が巣立った後は、収納部屋や書斎などに転用することもできるでしょう。

 

5. まとめ

合理的かつ使いやすい平屋風2階建て

YUIでも、平屋風2階建てを要望されることが多くなっています。

 

平屋風2階建ては、家族の成長、そしてご夫婦の将来を考えていくと、合理的かつ使いやすい家になることは間違いないでしょう。

 

富山だけでなく、九州や東北などでも平屋化が進んできています。

 

まず平屋については、デメリットである建築費用の総額をクリアにしていくことからスタートすることがおすすめです。

 

実際に、自分たちはいくら借入ができるのかな?そして、借入してもいい適正金額で平屋・平屋風2階建てが建てられるのかな?と気になった方は、ぜひYUIのモデルハウスにご見学ください。

 

間取りや設計相談とともに、デメリットである費用面もご相談させていただきますので、お気軽にモデルハウスやイベントにお越しください。

 

また、平屋風2階建てが気になる方におすすめのモデルハウスが、富山市高木西で2024年12月ごろ完成予定です。

 

YUIへ資料請求などを頂ければ、完成のご連絡を優先的にご案内差し上げる予定になっています。

 

その他にも、お客様邸見学会に平屋や平屋風二階建ての見学会がございますのでお気軽にお問い合わせください。

 

また、1階寝室プランに関する記事もございますので、ぜひあわせてご覧ください。

 

1階寝室の知られざる魅力と、後悔しないように注意すべきことは?

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