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2021.06.25
富山県では、住宅を建てる際に冬をいかに快適に暖かく過ごすかが重要視されてきました。
しかし最近は猛暑日が続き、昨年は富山県でも38度越えの日が観測。
全国ニュースにも取り上げられ、県外の方には雪国である富山に暑いイメージがなかったようで驚かれました。
今では、冬だけではなく、湿気が多い富山の夏をどう過ごすかを考えるのも重要なポイント。
一年を通して快適に過ごせる住宅が求められるようになっています。
今回は季節を問わず快適に過ごすための住宅の工夫として、環境を考える上でも大事な「省エネ住宅」についてまとめてみたいと思います。
地球温暖化防止に向けての二酸化炭素削減の世界的な取り組みで、限りある資源の活用を踏まえてエネルギーを効率的に利用する目的で1979年に施工された「省エネ法」。
東日本大震災以降のエネルギー需給がひっ迫した背景や、省エネルギー対策の必要性から、建築業者に関しても2019年の「建築物省エネ法改正」によりその内容が拡充され、住宅建設の際に省エネ対策が大事な要素となりました。
2021年4月からは全ての戸建ての住宅事業者に対して、施主様への建物の省エネ基準適合に関する説明義務が課されています。
住宅と省エネをセットで考える時代がやってきました。
「省エネ住宅」は、日常生活で使用するエネルギーを抑えることのできる住宅。
施工の段階から省エネ性能の高い住宅にすることにより、暖冷房の消費を抑え、冬に熱を逃がさない「断熱」、夏に熱を侵入させない「日射遮蔽」、「高気密」を備えた住宅を指します。
この3つの柱に加えて
「外皮性能(床・屋根などの断熱性や気密性など)」
「一次エネルギー基準(生活全般の消費エネルギーを捉える)」
による評価が2013年に追加されました。
外皮性能の基準は全国8地域に区分され、それぞれクリアするべき基準値が決められています。
富山県は5地域。
住宅全体の断熱性能を表す「外皮平均熱還流率UA」と日射対策性能を表す「冷房期の平均日射熱取得率иAC」の2つの基準値が、決められた値より下回ることで「外皮性能」の基準を満たしたことになります。
一次エネルギー消費量の基準は、住宅のエアコン等の設備機器で使うエネルギーの消費量の基準です。
今までは設備機器等をいくら高性能にしても基準に反映されませんでしたが、改正により給湯、断熱浴槽、照明、太陽光発電などの省エネ設備の効果も基準値に影響するようになりました。
「結」では、省エネ住宅の施工に力を入れています。
断熱をしっかりすることで、冬は外気を遮断するため外が寒くても家の中は暖かく、夏は外からの熱が室内に侵入しないため冷房効率を高めてくれます。
家全体が暖かく、温度差があまりないため、ヒートショックや自宅熱中症も起こりません。
家庭からの二酸化炭素排出の原因は電気で、もっとも電気を使うのがエアコン。
断熱がしっかりとされた住宅ですと、エアコンの使用が抑えられ節電にもなります。
夏に冷房を切るとすぐ暖かくなってしまうという家は、断熱や気密にムラがある家庭かもしれません。
【断熱】
屋根や外壁に吹付け硬質ウレタンフォーム、床にはポリスチレンフォームを採用し、家全体の断熱性を確保
【日射遮蔽】
開口部である窓には高断熱サッシを使用することにより、外からの日射による気温の上昇を防止
【気密】
断熱材を使用して、住宅の隙間を埋めて高気密を維持
「結」の家ではすべてのプランにおいて、省エネ基準をクリアする外皮性能と一次エネルギー消費量を実現しています。
「省エネ住宅」は、快適で体にも優しい住宅です。
「結」の家づくりに関する構造や工法、省エネ住宅への取り組みをまとめた新しいパンフレットが出来上がりました。
今なら結の会社パンフレットと一緒にお届けします。
お気軽にお問合せください。
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