資金援助を受ける場合
また、ご両親や祖父母に援助をしてもらう方もいらっしゃいます。
心強いですよね。
援助としては「生前贈与」があります。
この贈与を受けとった場合は、国に贈与税を納める必要が生じます。
贈与税は1人の人が1年間の内に個人から財産をもらった時にかかる税金ですが、
基礎控除額として110万円が設定されており、110万円までなら贈与税がかかりません。
毎年少しずつ贈与を受けるという方法もありますね。
住宅を購入する目的の贈与の特例として
「住宅贈与の非課税の特例」という税制上の優遇処置もあります。
父母・祖父母からの直系尊属からの資金提供で、
住宅の新築・増改築をした場合に適用される制度です。
所定の条件を満たすことで、
2021年4月1日~12月31日までに省エネ住宅を建てる契約をした場合は、
700万円までの贈与税が非課税になります。
非課税枠は贈与税の基礎控除110万円までとの併用が可能です。
また、贈与の一つとして「相続時精算課税」という税制上の優遇処置もあります。
65歳以上の親から20歳以上の子供に贈与をする場合、
2500万円まで贈与の段階で課税をしないという制度です。
親が亡くなった時点でそれまでに贈与された金額をいったん親の財産として戻し、
その合計金額で相続税額を計算します。
相続税は基礎控除の額が贈与税額よりも高いので、
「相続時精算課税」を適用することで税金の納付がゼロになる場合もあります。
実際にお金を借りる際、
どうしたら良いのか分からないという住宅ローンについてのお悩みに関しても、
「結」では住宅ローンに関する資料をお渡ししたり、
銀行の担当者を招いて一緒に説明を受けたりしています。
ネット銀行には金利が安いものもありますが、
地方銀行の担当者から直に説明を受けると安心しますよね。
「結」では、資金計画のご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。