3. 希望のエリアに土地がないときのコツ
実家の近くがいい、学区の関係など各々の希望次第では、探しているエリアが限定されている方もいらっしゃるのでは。
利便性の高い街中の土地を探している方だと、造成分譲地から選ぶのは難しいなど、なかなか即決できる条件の場所はないのが現実です。
このように、希望しているエリアにいい土地情報がないときに、どうしたらいいのでしょうか?
1つは不動産会社に直接聞いてみること、もう1つは土地に強い住宅会社に相談してみることです。
3-1. 不動産会社に直接問い合わせる
地元の不動産会社であれば、表に出ていない情報を持っているかも知れません。
売り出されている不動産情報は、「REINS(レインズ)」という国土交通大臣指定の不動産流通機構(不動産業者)のみ閲覧管理できるシステムで全て管理されているため、全ての情報は不動産業者であれば共通して調べることができます。
ただし、中には実際に売り出しはしていないにしても、相談があれば取り次ぐというスタイルで情報を持っている場合もありますので、一度ダメ元で相談してみても良いでしょう。
3-2. 土地に強い住宅会社に相談
不動産業者として登録されている住宅会社であれば、不動産業者と同様レインズで土地情報を網羅的に調べることができます。
住宅会社の場合、OB顧客の家を取り次ぐなどの相談を受けている場合もあるので、こだわりたい方は土地が扱える住宅会社に問い合わせて見るのもよいでしょう。
プランや資金計画まで考えると、不動産屋に直接かけあうより、むしろ住宅会社を経由して土地を探す方がスムーズに話が進む可能性が高いです。
3−3. 住宅会社に土地を相談するメリット
昨今、ハウスメーカーなど自社物件を持っている場合もあり、この自社物件の場合はむしろ不動産屋より情報が早いです。
また比較的、住宅会社の方が家のプランも含めて提案してくれるため、情報を選別して提案してくれるでしょう。
例年、春頃になると土地情報が出やすくなってきます。
住宅会社の管理名簿に入っておいたり、すぐに家を建てる予定がなくても希望を伝えておくと、優先的に情報をもらえる可能性もありますので、急いでない方は賢く情報を集めておきましょう。