2. コンパクトな家の魅力とは
コンパクトな家の魅力は、以下の4つです。
2-1. 建築コストを抑えることができる
単純に、家の大きさが小さくなれば建築コストは下がります。
住宅にかかるコストを抑えることができれば、家以外の支出に使うことができ、家族の趣味や教育など、人生の選択を広げることに繋がります。
どこにお金をかけていくか?は家族ごとの価値観・ライフプランによりますが、家に対して「住めればOK」という感覚であれば、コンパクトな家にすることは費用的なメリットが大きくなります。
2-2. 固定資産税が安い
1つ目のメリットと連動するポイントですが、持ち家がある場合、毎年固定資産税が掛かります。
固定資産税は、主に工法(木造・RC造・鉄骨造)や床面積などによって課税される基準額が決められます。
同じ木造住宅でも、大きい家とコンパクトな家であれば、その分固定資産税も変わってきます。
そして認定長期優良住宅などの認定制度を受けていると、新築から5年間は固定資産税の減免がありますが、そもそも大きい家であれば基準額自体が高くなります。
このような減免制度は適用年数が決まっていることもあり、大きい家であれば支払う税金もコンパクトな家より多くなります。
2-3. 冷暖房費がかかりにくい
コンパクトな家は、夏場・冬場の冷暖房費が安く抑えられます。
冷暖房は使わない時期があるにも関わらず、1年で使うエネルギーの中で最も大きい割合を占めます。
家がコンパクトであれば、その分、住宅の空間容積も比例してコンパクトになるため、エアコンなどでの冷暖房費も抑えることができます。
光熱費が高騰している昨今、大きい家は相対的に住んでからコストが掛かりやすい家とも言えるでしょう。
2-4. メンテナンス費用を抑える
家がコンパクトであれば、外壁や屋根などの定期的に必要なメンテナンスのコストも抑えることができます。
特に平屋の場合、足場を必要以上にかけずとも外壁のメンテナンスができたりと、メンテナンスにかかる費用だけでなく、関連するコストも抑えることができます。
その他、コンパクトな家の魅力などを、コンパクトな家でも過ごしやすい ~予算内で建てる夢の注文住宅~ の記事でも紹介していますので、気になった方はぜひ合わせてご覧ください。