みなさん、子供の遊び＆学習空間はどうしていますか？

以前は子供の人数分の子供部屋を設けて、勉強机とベッドを置く。
そんな風に考えるのが普通でしたが、今どき勉強はリビングやスタディスペースでやる。
子供部屋は寝るときだけに行く、など考えが多様化してきています。

最近は非認知能力というワードが教育雑誌などで見られます。
認知能力が「学力・思考・創造力」であるのに対して、
非認知能力は、感情や心の働きに関連する能力で、
「自己コントロール力」「対人関係能力」「語彙力・言語力」「自己肯定感」の４つの力を表し、
「学習に向かう姿勢」とも言われています。

非認知能力のベースがあって初めて認知能力が高められ、
この非認知能力を育てるのに欠かせないのが、
日々の生活の中での親子でのやりとりだと言われています。

親子の良質なコミュニケーションが子供を賢く育てることになり、
毎日暮らす家や暮らし方が大事だと考える人が増えているように思います。

そこで今回は、子育ての上で親子ともストレス無く過ごす工夫をした
注文住宅をご紹介したいと思います。

家族の気配を感じるスタディスペース

リビング学習の利点について、一度は聞いたことがありませんか？

反復学習を重視する「陰山メソッド」を提唱している陰山英男さんもリビング学習を勧めています。
リビングはリラックスする空間。
家族の気配を感じることで精神的に安心して勉強に取り組むことができ、
そのリラックスした中で頑張る気持ちが集中力を生むと言っています。

目が届くリビングだと、わからないことをすぐ聞けるのがメリット。
宿題や勉強など、やったものをすぐ見てほめてあげるということが、
子供へのモチベーションを上げることになり、リビング学習だとすぐ対応できますよね。

ところが、実際リビング学習と言っても、ダイニングテーブルの上に勉強道具を広げてしまうと、
家事の妨げにもなりますし、食事の時間などで勉強を中断しなくてはいけなくなります。
そうならない為にも、あらかじめスタディスペースを作ることを提案させて頂いています。
リビングの一角にカウンターを設ければ、スタディスペースの完成です。

近くに辞書や図鑑、地球儀などを収納できるオープン収納があればさらに良いですね。
わからないことを先送りせずにすぐ解決するのが子供の知的好奇心をくすぐるポイントです。

片付け上手でストレスフリーに

家族が増えると物が増えます。「うちの子片付けが苦手で」そんな方には、

• 子供が片付けられる量ですか？
• 片付ける場所が決まっていますか？
• 子供にとって片付けの方法が難しくありませんか？

この３点をお尋ねしたいと思います。

そこで、ファミリークローゼットに一工夫を。
棚を一人一人のスペースに分け、子供が自分で片付けたり、服を選んだりできるようにしました。
可動式なので自由に組み替えることもできます。

収納のコツは、子供が好きにして良い場所、管理する場所を決めること。
子供の収納はパッと見えるオープン収納が良いです。

本棚の場合は、その本棚に入る分だけにする。
欲しい本が入らないなら読まない本は出す、出さないなら買わない。
子供と話し合って、その子にあったやり方が見つかると良いですね。

こちらは、階段の壁を利用して棚に。
子供が学校で作った作品や絵を飾ったりすることができます。
親子のコミュニケーションのきっかけになりますね！

遊びの幅が広がる自由空間

屋根の勾配を利用した約７帖の空間に子供が遊べるスペースを作ったのがこちら。
子供部屋とは別に秘密基地の様な共有スペースが生まれました。
吹き抜けから光が入り、小窓を覗けばリビングが見え、家族の気配を感じることができます。

子供が自由に遊べる空間は大事です。
リビングにおもちゃを置かなくても良いので、
生活空間を綺麗に保ちたい方にとってもプラスの面に。

カウンターデスクを作りスタディスペースも設けました。

子供との生活は楽しみがいっぱい。
住まいに工夫をすることで、子供の成長がさらに楽しみになります。
親子とも楽しみながら子育てができるお手伝いを「結」ではさせて頂いています。

▼そんな注文住宅を実現するならば「結」にご相談下さい。

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