家づくりコラム

2026.02.13

コラム家づくりの疑問にお答え!YUIの見学時によく聞かれる質問に一問一答

家づくりを始める方の素朴な疑問にお答えします。新築の平均価格やYUIでの目安、断熱性能の適切なレベル、耐震等級と構造計算の重要性など、後悔しないために知っておくべきポイントを解説。客観的な家づくりの基準と並べながら初歩的な疑問を解決します。

 

今回は、家づくりをスタートされる方に向けて、よくある初歩的な疑問にお答えしていきます。

 

一般的な費用の相場や目安はもちろん、YUIとしての考え方も併せて解説いたします。

 

「実際、いくらで建つのか?」 「断熱性能はどれくらい必要なのか?」

 

こういった疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

 

それでは、今回の記事の要点から確認していきましょう。

 

 

・2025年の統計データでは新築の建物価格は、平均値で約3,350万円 ※税抜(中央値:約3,000万円 ※税抜)となっており、YUIの建物価格もこの価格帯と類似している

 

・断熱材の種類はかなり多くあるが、断熱性能は種類だけで決まるわけではなく、間取り・設計全体で決まる

 

・新築市場では断熱等級5~6の割合が多数派で、等級7の家は最新統計でも少なく、その大きな理由は建築コストと効果のバランスを考えていくと、オーバースペックになりやすいこと

 

・耐震は等級3にすることに加えて、計算方法の違いを知っておくとよい

 

 

1. 建物価格はいくら?

建物価格の相場

見学会ではじめてYUIの建物を知っていただく方も多いです。

 

ご案内をしている中で、一番よく聞かれる質問が、「この建物は正直、おいくら?」という価格に関するご質問です。

 

新築の場合、建物の大きさや仕様によっても大きく金額が異なりますので、まず一般的な相場から紹介します。

 

1-1. 2025年新築(首都圏以外)の平均は3,350万円

2025年の新築住宅の相場

まず、世間一般の相場を知るために統計データを見てみましょう。

 

リクルート社が実施した調査によると、2025年の首都圏以外のエリアにおける新築注文住宅の建築費は、平均値が約3,350万円 ※税抜(中央値:約3,000万円 ※税抜)となっています。

 

同調査における10年前のデータと比較すると、当時は平均値が約2,700万円(中央値:約2,500万円)でした。

 

つまり、この10年間で約500万円以上も建築費が上昇していることになります。

 

資材価格の高騰や住宅性能の向上が背景にありますが、これから建てる方にとっては大きな負担増と言えます。

 

また、よく広告で目にする「坪単価」ですが、これには注意が必要です。

 

坪単価に含む範囲(照明やカーテン、屋外給排水工事を含むかどうかなど)は、住宅会社によってバラバラな基準になっています。

 

建物を大きくしたり、施工面積で割り算すれば坪単価を安く見せることも可能なため、坪単価だけで比較するのではなく、「最終的に住める状態にするためにいくら掛かるのか?」という総額の平均で捉えることをおすすめします。

 

1-2. YUIの建物価格も調査結果と類似

性能とデザインの両立

さて、YUIで建てた場合はどうなのでしょうか。

 

YUIは自由設計の注文住宅であり、固定化されたプランがあるわけではありません。

 

そのため、「いくらからです」と一概に申し上げることは難しいのが正直なところです。

 

しかし、実際にYUIで建てられたお客様の平均的な価格帯を見ると、先ほどご紹介した統計調査の結果(税抜3,000万円~3,350万円前後)と類似した価格帯になるでしょう。

 

ローコストでもなく、富裕層しか建てられないような高価格帯でもありません。

 

長く快適に住み続けるための性能とデザインを両立させた、地方での平均的な価格でご提供していると考えていただければと思います。

2. 断熱性能はどのレベル?

 

続いて多いのが「断熱」に関するご質問です。 

 

「どの断熱材がいいですか?」と聞かれることもありますが、実は断熱材の種類よりも大切なことがあります。

 

2-1. 断熱性は断熱材の種類よりも全体設計が大事

住まい全体の断熱設計の考え方

グラスウール、吹付ウレタンフォーム、セルロースファイバーなど、断熱材には多くの種類があります。

 

それぞれにメリット・デメリットはありますが、実は「この断熱材を使えば暖かい」という魔法の材料はありません。

 

重要なのは、その断熱材の性能を100%発揮できる施工がされているか、そして家全体で断熱性をどう考えているか?です。

 

どんなに高性能な断熱材を使っても、隙間だらけの施工では効果が半減します。

 

そのため、種類を質問するより、断熱材をどんな施工方法で隙間を減らしているか?を聞く方が理にかなっています。

 

また、昨今の高断熱住宅では熱の出入りが多いのは、窓とあわせて「換気」です。

 

壁の断熱材にこだわる以上に、窓の性能や配置、そして日射(太陽の熱)をどう取り入れるか、さらに換気システムをどれにするか?といった設計全体のバランスが、実際の暖かさを決めます。

 

2-2. 断熱等級の目標値は冷静に

コストと快適性を両立する断熱設計の考え方

最近は「断熱等級」というキーワードも、家づくりを始めている方にも浸透してきました。

 

等級4が最低基準、等級5がZEH水準、さらに上の等級6、等級7という基準ができています。

 

SNSなどでは「等級7(最高等級)じゃないとダメ」といった意見も見られますが、新築市場全体で見ると等級5~6が多数派であり、等級7の家はまだ少数です。

 

その大きな理由は、建築コストと効果のバランスです。

 

等級6(HEAT20 G2レベル)あれば、北陸の冬でも十分に暖かく、省エネに暮らすことができます

 

そこから等級7を目指そうとすると、壁を極端に厚くしたり、窓を小さくしたりと建築コストが跳ね上がる一方で、体感温度や光熱費の削減効果はコストアップ分ほど大きく変わらないことも多いです。

YUIでは、数値遊びのようなオーバースペックを目指すのではなく、コストと快適性のバランスが最も良い「等級5~6(ZEH~HEAT20 G2)」付近を推奨し、その分を内装や設備の質に回すなど、トータルの満足度を重視しています。

3. 耐震性能はどのレベル?

安心できる家づくりに欠かせない、耐震性能

最後は、家族の命と資産を守る耐震性能について質問されることも多いです。

 

ここに関しては、YUIで建てるかどうかは関係なく、「耐震等級3(最高等級)が必須」と考えてください。

 

YUIでは耐震等級3に対応していますが、ここで皆様に知っておいていただきたいのは「計算方法」の違いです。

 

3-1. 特に富山では計算方法が大事

雪の重さと地震に耐える耐震設計

同じ「耐震等級3」でも、その証明方法には簡易的なものから精密なものまでランクがあります。

 

・壁量計算(簡易計算):建築基準法で定められた最低限のチェック

 

・構造計算(許容応力度計算):柱や梁の一本一本にかかる力を精密に解析する計算

 

本当に地震に強い家を造るためには、ビル建設などと同様の「構造計算(許容応力度計算)」を行うことが望ましいです。

 

その理由は、私たちが住む富山では雪の重さを考慮するべきだからです。

 

屋根に1メートル以上の雪が積もった状態で大地震が来たらどうなるでしょうか?

 

雪の重さは想像以上で、何トンもの重量が屋根にかかることになります。

 

一般的なエリアの耐震基準だけで建ててしまうと、積雪時の地震には耐えられないリスクがあります。

 

だからこそ、YUIでは積雪荷重もしっかりと考慮した上で、最も精密な「構造計算」に基づいた耐震等級3を確保することを推奨しています。

 

見えない部分ですが、ここだけはコストを削ってはいけないポイントです。

4. まとめ

予算や土地に合わせた家づくりを提案するYUI

今回は、家づくりを始める方の最初の疑問と、YUIでの考え方についてお伝えしました。

 

特に気になる建物価格は全国的に上昇傾向にあり、建物総額は3,000万円台(税抜)が富山でも一般的な目安になってきています。

 

断熱性や耐震性に関しても、SNSなどの噂話でなく、客観的な基準であり、お客様のライフスタイルや建てる土地によって最適な答えは変わります。

 

家づくりは様々な疑問が生まれやすく、噂話などに流されやすい側面もありますが、まずは冷静に客観的なデータも交えつつ、自分たちの最適解を探っていきましょう。

 

「自分たちの予算で、どんな家が建つのか知りたい」「土地に合わせた最適なプランを提案してほしい」

 

こんな家づくりのスタートの不安を抱えている方も、YUIまでぜひお気軽にご相談ください。

この記事に関連するタグの一覧を見る

アーカイブ

ページトップ