家づくりコラム

2021.11.12

コラム男のこだわりの家づくり ~男性目線も取り入れて~
富山の注文住宅

家づくりと言えば、以前は奥様が主導で進められるご家庭が多い印象でした。

しかし、今はご主人様も積極的に関わり、
二人でよく話し合いをしながら家づくりをされる方が増えています。

家で家族と一緒に過ごす時間を大切にしたい男性が増えたからではないかと考えられます。

それと共に、男性がこだわりを持って家づくりをする事例も増えました。

SNSなどで好きなテイストを見つけ、
「こんな風にできますか?」と訊ねる方もいらっしゃいます。

ご夫婦がお互いに思いを持って家づくりに関わる。

設計から一緒に考えるから家がもっと好きになる。

素敵ですよね。

 

今回は、ご主人様からよく聞く要望を元に、
施工例を交えて男性目線の家づくりをご紹介したいと思います。

部屋全体を広くしたい


男性がこだわる注文住宅

ご主人様からよく聞く要望が、「部屋全体を広く開放的にしたい」ということ。

リビングを広く、天井を高く、お風呂を広く。

男性は女性に比べて体が大きいので、
広い空間でのびのび過ごしたいと思うのは当たり前のこと。

しかし、空間を広くすると必然的に掃除のスペースが増えるので、
奥様は広さよりも収納スペースや効率を重視したい場合も。

ご夫婦で意見が割れることが多々あります。

 

そこで、「結」が提案させて頂くのがテラスの活用法。

リビングにテラスを隣接させ、天井と同じ高さの大きな窓を設けます。

庭を室内の延長線上にとらえることで内と外の空間を繋ぎ、
広がりを感じられるように工夫します。

視線が外部へと抜けるので、開放感も抜群です。

 

また、床から天井まで高さが欲しい方には、
吹抜けや高天井だけでなく、サンクンリビングもご提案しています。

サンクンリビングとは、床を一段低くしたリビングのこと。

吹抜けや高天井のように天井を上げるのではなく、床を下げることで、
部屋全体に高さを生み出します。

暖房効率を考慮して、吹抜けは控えたいという方におすすめです。

 

視線の流れを作るために、スキップフロアを活用する方法も。

家族との間にゆるやかな距離感が生まれ、圧迫感も無くなります。

 

空間は数字上の広さも大切ですが、視線の抜け方や空間の見え方を意識することで、
広がりを生み出せることも。

プランニングの段階で夫婦で話し合いながら、どちらの希望も叶えられる家にしたいですね。

自分のスペースを作りたい


男性のこだわる注文住宅の書斎

空間の広さと共によく聞くのが、「自分のスペースを作りたい」というご希望。

趣味にゲームや読書、パソコン作業をする方も多く、
集めた本やパソコンを置く場所が欲しいと言う方も多くなりました。

最近は、コロナ禍でリモートワークの方も増え、
なおのことゆっくりと作業に打ち込める場所を希望されるようです。

 

書斎として一部屋設けるとなると、建物自体も大きくなり、費用が心配な場合も。

趣味に打ち込む場所をどう確保するか、
他の要望とどう折り合いをつけるかが大事になります。

 

そんな時、「結」では、スペースの活用をご提案させていただきます。

例えば、リビングに造作カウンターを備え付けたり、
吹き抜けの上部に造作デスクを配置し、
家族と時間を共有しながら過ごせるパソコンコーナーにしたり。

元々必要な空間にプラスすることで、
現状の広さを生かしながらパーソナルスペースを確保することができます。

 

独立した空間ではないので、家族誰もが使えるのもポイント。

ご主人様が使わない時は子供達の勉強デスクにしたりと、無駄なく空間を活用できます。

注文住宅なら将来仕切ることができるように、引き戸を設けておくことも可能。

間取りを工夫して居心地の良いスペースを作りましょう。

 

趣味の物を収納したい


最近は、アウトドアに打ち込む方が増えました。

自転車や釣り、スキー、キャンプ、バイクなど。

アウトドアには専用のグッズが必要な場合が多いので、収納スペースの確保が必須。

 

自転車が趣味の方は、玄関土間を広くして趣味の自転車を置くスペースを造ったり、
インナーガレージの壁の側面をくり抜き収納スペースを作ったり。

ご家族でサイクリングを楽しむ方は、家族の人数分の自転車を収納できる場所が必要です。

約1.5帖程の空間を作ることができると、自転車二台とタイヤを収納することができます。

 

バイクや車好きの方には、
ガレージの愛車がリビングの大きな窓から眺められるような間取りにするのもおすすめです。

 

キャンプが趣味の場合、テントやテーブル、椅子など、キャンプグッズがどんどん集まります。

外部収納を後から買って設置しようと考える方もいらっしゃいますが、
設置場所をあらかじめ考えておかないと、
いざ設置した時に使いづらいという問題が発生するかもしれません。

設計の段階で外部収納も建物の一部として組み込めば、そんな心配はありません。

階段下やインナーガレージの一部、玄関ポーチの反対側など、
目立たずに使い勝手の良い収納を提案させていただくので、外観もすっきり綺麗に収まります。

シアタールームが欲しい


「大きなスクリーンで映像を楽しみたい。」

映画やスポーツ観戦などを大画面で楽しみたいというご要望には、
シアタールームの他に、LDKやセカンドリビングを生かして、
シアタースペースもご提案しています。

例えば、リビングの場合、テレビの上部にスクリーンを取り付け、
ボックスに隠して普段は天井にしまえるように。

後からスクリーンを取り付けることもできますが、
設計の段階で要望をお聞きすることで、
使わない時もスクリーンが目立たないような工夫ができます。

また、高性能のプロジェクターなら、
テレビの代わりとして白い壁に映像を映し出して見ることもできるので、
寝室の壁を一面真っ白にされる方もいらっしゃいます。

暮らし方によって、自分好みに仕上げられるのが注文住宅の良さですね。

 

家にいる時間が長くなり、
ご夫婦共に暮らしに対するこだわりを持って家づくりのご相談にいらっしゃる方が増えました。

せっかく長く住む家なので、「結」は出来る限り要望を叶えるお手伝いをしたいと思っています。

ぜひお気軽にご相談ください。

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