部屋全体を広くしたい
ご主人様からよく聞く要望が、「部屋全体を広く開放的にしたい」ということ。
リビングを広く、天井を高く、お風呂を広く。
男性は女性に比べて体が大きいので、
広い空間でのびのび過ごしたいと思うのは当たり前のこと。
しかし、空間を広くすると必然的に掃除のスペースが増えるので、
奥様は広さよりも収納スペースや効率を重視したい場合も。
ご夫婦で意見が割れることが多々あります。
そこで、「結」が提案させて頂くのがテラスの活用法。
リビングにテラスを隣接させ、天井と同じ高さの大きな窓を設けます。
庭を室内の延長線上にとらえることで内と外の空間を繋ぎ、
広がりを感じられるように工夫します。
視線が外部へと抜けるので、開放感も抜群です。
また、床から天井まで高さが欲しい方には、
吹抜けや高天井だけでなく、サンクンリビングもご提案しています。
サンクンリビングとは、床を一段低くしたリビングのこと。
吹抜けや高天井のように天井を上げるのではなく、床を下げることで、
部屋全体に高さを生み出します。
暖房効率を考慮して、吹抜けは控えたいという方におすすめです。
視線の流れを作るために、スキップフロアを活用する方法も。
家族との間にゆるやかな距離感が生まれ、圧迫感も無くなります。
空間は数字上の広さも大切ですが、視線の抜け方や空間の見え方を意識することで、
広がりを生み出せることも。
プランニングの段階で夫婦で話し合いながら、どちらの希望も叶えられる家にしたいですね。