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2021.05.14
使い勝手の良い家事動線は、毎日の暮らしを送る上でとても気になる所ですよね?
住宅は、生活の中心であるリビングだけではなく、ダイニングやキッチン、水回りなどたくさんの部屋が集まってできています。
家事が楽になるかどうかは、水回りへの動線が鍵と言っても良いでしょう。
今回は、水回りの配置の工夫に加えて、洗面所、ランドリールーム、脱衣室の施工事例も交えてご紹介したいと思います。
水回りの配置を考える時、一か所にまとめられる方がほとんどと言っても良いでしょう。
キッチンでお料理を作りながら、洗濯物を干したり、お風呂の掃除をしたりと、家事は複数の事柄を同時に行う場面が多々あります。
そんな時も数歩の距離でランドリールームやお風呂場に行くことができたら、時短にもなりますしストレスフリーですよね。
その為にはキッチン回りの回遊性も重要です。
コンロ側を壁付けにして行き止まりにするよりも、キッチンの両側を通れるようにしておけば、家族で協力して料理をする時にもぶつからず楽ですし、すぐ動けます。
2階にリビングを設ける場合は、洗濯機を2階に配置して家事動線を意識。
バルコニーでもすぐ干せるように。
水回りを一か所にまとめると、お掃除が楽というメリットもあります。
もう一つ、排水溝の音についても考えておきましょう。
お風呂やトイレが寝室に近いと何かと音が気になるもの。
夜や朝方早くに、洗濯機を回す共働きのお宅も多いと思います。
昔に比べて音は静かになりましたが、それでも洗濯機の回る音は響くもの。
寝室から離れた箇所に水回りを設けることも念頭に置いておきましょう。
住宅の中で家族が毎日使うところの一つに、洗面所があります。
コロナウィルスの影響から、玄関を入ってすぐに手洗い場が欲しいという要望も増えました。
洗面所は水回りの中でも使用頻度が高い場所なので、いつでも清潔に保ちたいものです。
気付いたときにさっと拭くなど、こまめな掃除で清潔感は保たれますが、水はねで掃除が大変な場所でもあります。
そこで、水に強いモールテックスという素材を使って仕上げたり、水がはねやすい手元にタイルを施したりして工夫することで、お手入れがしやすくなります。
このお宅は、施主様が好きなブルーの色で壁を仕上げ、手元にはタイルを施しました。
洗面台も造作でオシャレに仕上げると、清潔に保つモチベーションになりますね!
注文住宅ではランドリールームは欠かせないものになってきています。
ランドリールームがあると、天気や時間に構わず洗濯ができるので、日中はお仕事で忙しい方や、花粉症や黄砂などで外に洗濯物が干せない方も助かりますよね。
ランドリールームの機能としては、設置した洗濯機を回して洗濯物を干したり、乾かしたりする場所。
最近はそれに加えて洋服用の収納や、アイロン台をプラスされる方がいます。
ランドリールームで乾かした服をそのまましまえたら家事効率が上がりますね。
こちらのランドリールームには、大きな窓を2か所設けました。
自然光や風を取り入れて乾かしたいという施主様の要望で、晴れた日は窓を開けて乾かし、雨の日や冬はランドリールームの長所を生かして、換気をしながら洗濯物を乾かします。
こちらは、ランドリールームに多目的シンクを設けました。
スポーツなどで汚れた運動着などを下洗いして、すぐに洗濯機に入れられます。
子どもが持ち帰った内履きや運動靴、掃除用具などを洗う為にも重宝します。
脱衣室も小さな工夫で家事の時短が叶えられます。
こちらの脱衣室は、収納と棚を造作で設けました。
脱衣室の収納に下着やタオルをセットしておけば、お風呂に入る前に改めて準備する必要なく、すぐお風呂に入れます。
このような収納は人気で、取り入れる方は多いです。
また、このお宅は脱衣室に洗濯機を設置。
お風呂に入る際に服を脱いですぐ洗濯ができるようにしています。
このように、水回りはちょっとした工夫で日々の家事の負担を減らすことができます。
配置だけではなく、収納や棚などをうまく活用して使いやすい水回りを実現しましょう。
モデルハウスや完成見学会を実際にご覧頂くと、水回りに対するイメージがより一層膨らみます。
現在「結」では、「東富山の家」を公開中ですので、ぜひお問合せください。
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