1. 最新の〇〇住宅に関わる用語

まず押さえたいのが、省エネ性能や認定に関する用語です。
似たような言葉でも、性能基準や制度上の位置づけが同じでない場合があり、レベル感だけでも知っておくとよいでしょう。
1-1. GX志向型住宅

GX志向型住宅は、ZEH水準を上回る省エネ性能を持つ住宅のことです。
2026年度の補助金制度「みらいエコ住宅2026事業」では、戸建住宅について高い断熱性(断熱等級6以上)と、省エネ性(一次エネルギー消費量の削減率35%以上)などが求められています。
太陽光発電などを含めた削減率や、高度エネルギーマネジメントの導入にも要件がありますが、富山県の場合は太陽光発電がなくても補助金要件をクリアします。
まずは、ZEHよりも断熱性・省エネ性がいい住宅で、スケジュールなどの条件さえ合えば補助金ももらえる可能性がある、ぐらいまで知っておけばよいです。
1-2. ZEH(ゼッチ)

ZEHは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称です。
まず、断熱性と高効率設備で年間で使うエネルギー量を減らします。
さらに、そこから太陽光発電などでエネルギーをつくることで、年間の一次エネルギー収支をおおむねゼロにする住宅です(※富山県では太陽光発電なしでもZEH Oriented適用可)
さきほどのGX志向型住宅よりも、基準が少しゆるく、断熱性や省エネ性を2030年義務化の水準までもっていくことで到達します。
なお、ZEHもGX志向型住宅も、耐震性など他の項目は考慮しておらず、あくまで断熱性・省エネ性の基準が一定以上になっている住宅となっています。
1-3. 長期優良認定住宅

長期優良認定住宅とは、長く良好な状態で使うための様々な対策がされている家で、さらに所管行政庁の「認定」を受けた住宅です。
その対策としては、耐震性、省エネ性、劣化対策、維持管理のしやすさなど主に8項目があります。
この認定をもらっていることで、住宅ローンや税制、補助制度で優遇を受けられる場合がありますが、申請費用や入居後の点検・記録も必要です。
認定取得を目的にせず、ご家族の建て方や将来計画も踏まえて取った方がいいのかどうか?検討しましょう。