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2021.08.30
生活スタイルの変化や家族の増員などによって、物はどんどん増えるもの。
特にキッチン周りは、お皿や調味料、食材のストックや調理器具など、細々としたものが集まり生活感が出やすい場所です。
引渡し直後の綺麗ですっきりとした状態を保つためには、物の定位置を決めて収納しないと、調理がしやすく整頓されたキッチンはキープ出来ません。
先月施工写真を公開させていただいたこちらの住まいには、キッチン周りに様々な収納がつくられています。
▼HP WORKS
【家族の想いを紡ぐ二世帯住宅】
▼家電収納
まずは家電収納。
キッチンの中で最も存在感が出る家電製品。
今はおしゃれなデザインの家電製品がたくさん販売されていますが、キッチンの雰囲気によってはミスマッチな場合も。
こちらの住まいのように、キッチンサイドに約1帖の家電収納を設けると、家電製品が目立ちにくくなります。
キッチンのすぐ横にあるので、調理中でも行き来しやすいようになっていて、リビングからは見えにくいよう配置しているのもポイント。
可動式の棚で区切るので、家電のサイズに合わせて高さを調節出来ます。
棚の下にはゴミ箱を収納できるスペースが。
家電の向かいには冷蔵庫専用の空間も設けています。
▼カウンター下収納
次にご紹介するのは、食器類をしまうカウンター下収納。
このお住まいは背面キッチンのため、カップボードがありません。
その代わりにカウンターの下を収納できるようにしました。
カウンターは、調理や盛り付けをするだけではなく、家族や友人が揃った時は、ダイニングテーブルとしても活用可能。
キッチンの後ろにカウンターがあるので、レストランのように、カウンターにお皿を出して熱々の食事を目の前で盛り付けることも出来ます。
▼棚収納
家電収納やカウンター下収納とは異なり、こちらは"見せる収納"。
ワークトップの上に棚を設けているので、調理中でも一番手に取りやすい場所です。
キッチンは調理する場所なので散らかりやすいですが、同じ系統のものを均等に重ねたり、置いたりするだけでもすっきり見えるようになります。
お気に入りの食器やグラスを飾ったり、スパイスを並べたり。
調理中も片付け中も目に入るので、収納として使うだけでなく、テンションの上がるお気に入りのスペースにしたいですね。
▼吊り収納
ワインやグラスをバーのように飾る、吊り収納も人気です。
キッチンの主な用途は調理ですが、使っていない時も魅せるキッチンであれば、LDK全体が統一感のある空間に。
ビンテージのワインやこだわりのグラスなど、特別な時に使うものも、飾って収納するだけでインテリアの一部になります。
家づくりにおいて、悩みやすい項目の1つが収納です。
必要な場所に必要な物をしまえる収納計画が大切ですが、一度に家全体のことを考えてしまうと、最終的に使いにくい収納になってしまう場合も。
それぞれの部屋で何を使うか、どんな風に片づけたいかをまとめてみてから、家全体で考えると良いかもしれません。
結では、様々な収納方法を提案しています。
皆さんのイメージする収納をぜひお聞かせください。
▼施工写真はこちら
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