076-482-4724
2021.09.10
近年平屋が注目を浴びています。
平屋というと、ひと昔前は年配の方が2軒目の住まいとして建てられるイメージがありましたが、ご相談に来られるお客様の中には、最初から平屋を希望している方もいらっしゃいます。
「結」でも、年間に施工させて頂く注文住宅の内、1~2棟は実は平屋。
今回は「結」で施工された平屋のご紹介を交えて、平屋の良さについてまとめてみたいと思います。
平屋の一番の良さは、ワンフロアでつながる大空間。
今住んでいる家がマンションの場合、平屋住宅はその生活がそのまま広くなり、暮らし方も一緒だとイメージしてください。
どの部屋にいてもすぐに声を掛けあえ、自然と家族の気配を感じ繋がることができるのが良さの一つ。
寝室などの居住空間を1階にまとめることで年を重ねても楽に生活できます。
階段を使わないため、小さい子供やお年寄りにも優しいバリアフリー設計になりますね。
さらに、注文住宅の場合、生活動線を自分たち仕様に使い勝手良く配置できるので、マンションより暮らしが快適になります。
2階建ての住宅を建てて、2階に子ども部屋を設けた場合、子どもが巣立ってしまった後に、その部屋は将来的に使わない可能性も出てきます。
今は、住宅は長期的な視点で考える必要があります。
平屋住宅は基礎や屋根の面積が2階建てに比べて多くなるため、坪単価が高くなる傾向がありますが、どのような暮らしをしたいかを考えて平屋も視野に入れても良いかもしれませんね。
2021年に完成したこちらのお宅は、3人家族で暮らす延床面積約40坪の平屋です。
施主様は当初から平屋住宅を希望されていたため、土地探しの段階から平屋の建築を視野に入れて検討。
平屋の場合は、周りが高い建物で囲まれた立地だと、どうしても光を取り入れにくくなります。
しかし、中庭を囲むようにコの字型の配置にすることで、住宅地にありながら、周りの視線を気にせずリビングに大きな窓を設置することができました。
また、2階がない平屋は、外観もすっきり整いやすくなります。
一方向に大きく傾斜した片流れの屋根と、落ち着いた色合いが目を惹くシンプルな外観。
内装も外観同様シンプルにして、家族がのびのびと暮らせる空間に仕上げています。
こちらのお宅は、150坪の広大な敷地を生かし、「家族が心地よく過ごせる家を建てたい」という施主様の希望から、延床約35坪の平屋住宅をご提案させて頂きました。
立山連峰が望める贅沢な立地を生かして、開口部を大きく設け、室内でいつでも眺望を楽しめるようにプランニング。
夫婦の寝室と子供部屋はLDKを挟んで反対側に設置することで、ワンフロアの一体感とほどよい距離感が生活の質を高めてくれます。
2階が無いため、リビングの天井を屋根の勾配に合わせて高くし、化粧梁はハンモックや照明器具を取り付けられるよう活用。
軒をしっかり設けたタイルテラスは、外への広がりを生み、バーベキューや水遊びが出来るほどの広さです。
大きな窓とハイサイドライトから十分な明かりが降り注ぎ、平屋でも家全体に開放感が感じられるようになっています。
平屋を建てるためには、広大な土地が必須というイメージが強いかもしれませんが、必要な部屋数によっては70坪程度の土地でも可能ですし、駐車スペースなどの外構次第にはなりますが、それ以下でも建築が可能です。
また、2階がない分、自由な設計ができるのも平屋の魅力。
だからこそ、プランニング力が必要です。
「結」では、今までの実績を踏まえて土地に合わせたプランをご提案できますので、お気軽にご相談ください。
平屋
最近の投稿
タグ
アーカイブ
モデルハウス
資料請求