076-482-4724
2021.08.20
注文住宅の良さの一つとして造作家具が上げられます。
住宅展示場に訪れた際にみなさんが感じる"しっくりとくる居心地の良さ”。
それは、家の中に入った時、内装と家具の統一感が生み出すバランスの良さから表れるもの。
説明を聞かなくても体が感じるものではないでしょうか?
「結」では、ご契約後のコーディネート打合せで、内装や外装だけではなく、造作家具も用途に合わせてコーディネートしていきます。
それは、長く快適に住める素敵な家をつくりたいから。
今回は、施工事例をまじえて、「結」の造作家具の良さを知っていただきたいと思います。
ご夫婦家族と奥様のお母様・お姉様も一緒に住むための二世帯のお宅。
ちょっとお茶を飲んだり読書をしたりと、リビング以外にもくつろげる場所として、2階にセカンドリビングをご希望されていました。
4~5畳のちょっとしたスペースですが、空間にぴったり合わせて棚や机を造り付けることで、様々な用途に対応できるセカンドリビングにしました。
さらに、階段横の腰壁をガラスにすることで、抜け感が出て広がりを感じることができます。
腰壁のガラス枠と造作の棚に黒色をアクセントに使うことで空間を引き締めています。
棚は食器棚としての用途も兼ねていて、生活感のあるものを置いても綺麗にまとまり、何も置かなくてもアクセントになるような形にしました。
棚の下の少し凹んでいる箇所には、冷蔵庫が収まるように。
造作家具だからこそできるアレンジで使い勝手も良くなります。
モダンな雰囲気が好きな二世帯のお宅。
1階に親世帯の居住空間と和室、2階に子世帯の居住空間を配置。
リゾートホテルの様なインテリアと、開放感たっぷりの広々としたテラスで、非日常的な住空間です。
テレビボードの壁面にはリクシルのエコカラットを使用し、高級感を演出。
エコカラットは室内用のタイルで、消臭効果や調湿効果がある優れもの。
そのタイルに合わせてL字型のテレビボードを作りました。
部屋に奥行きを生み出す折り上げ天井には、間接照明を埋め込んでいます。
造作家具と合わせて照明の演出ができるのは、注文住宅ならでは。
内装に合わせて造作家具までトータルにコーディネートしています。
造作にする人が多い洗面台。
こちらの洗面台は、スペースの問題で洗面室を脱衣室の隣に組み込めず、廊下の一角に設置されています。
その分、1階の寝室や玄関、LDKや脱衣室など、どの部屋からもすぐにアクセス出来るようになっていますが、廊下にあるので生活感が出過ぎるとオシャレではなくなるため、悪目立ちしないようにデザインを工夫しました。
全体的にモノトーンでスタイリッシュな洗面台になるよう造作し、天井にモーヴピンクをアクセントとして使っています。
モーヴピンクとは、くすんだピンクのような、灰色がかった紫色のような、明るくまろやかな色のこと。
天井に縦ラインを入れることで、意匠性を高め、さらに鏡に映るラインが生み出す遠近法により、空間を広く感じられるようにしています。
白い人造大理石の天板はア―ルをつけることでリズムが生まれ、低めのスツールをしまえるような工夫も。
ただ洗面を設置するのではなく、用途を組み合わせながら、毎日使うところだからこそオシャレに。
意匠デザインを施すことにより、空間の価値をぐっと高めてくれます。
デスクも家と一緒に作れると思っていない方が多いようで、「お子さんの机も備え付けにできますよ」と打ち合わせの時にお伝えすると、喜ばれることが多いです。
注文住宅では、好きな場所に用途に合わせたデスクを造作することができます。
材質や色も自由。
家具屋などで購入した学習机は、子供が使い終わった後の使い道に困ることが多いですが、造作なら家族で使えますし、適材適所に設置することで無駄が省けます。
こちらのお宅はナチュラルモダンなお宅。
ダイニングベンチとカップボードが結オリジナルの造作家具です。
キッチンの腰壁には凹みを作り、施主様がお持ちのワインセラーがすっきりおさまるようになっています。
このお宅を全体写真で見てみると、造作家具に加えて、床と天井に木をふんだんに使っているので統一感があるのが分かります。
開放感ある大きな窓、使い勝手良く配置された家具。居心地の良い空間が生まれました。
ダイニングの後ろの壁には、花瓶を置いたり写真を飾ったり出来るように棚を造り、好みの絵を飾れるようなピクチャーレールを上部につけています。
絵を飾ると、空間のアクセントになりますね。
OPEN
CLOSE
実は家具だけではなく、建具もつくることができます。
こちらのお宅は、室内の雰囲気に合うような天井までの三枚引き戸の建具をつくりました。
リビングの後ろにある琉球畳のフラットな和室を、使わない時はオープンに、使う時は完全に部屋として仕切れるようにしました。
内装に合わせてつくったオリジナルの建具なので、和室を仕切っていても空間の雰囲気が損なわれません。
ご夫婦のご両親が訪れた時は、この空間が大活躍。
昼間は開放的に広く使い、夜には仕切ってプライベート空間に。
一つの部屋として和室を設けてしまうと、どうしても使わない部屋になりがちですが、このように建具をうまく使うことでリビング空間を有効に使うことができます。
今回は、造作家具の施工例をご紹介しました。
造作家具は注文住宅だからこそ良さが引き立ちます。
「結」の家は完全オーダーメイドの注文住宅。
皆さんの暮らしの質を高めるために、家具も一緒にご提案させて頂いています。
お気軽にご相談ください。
造作家具
最近の投稿
タグ
アーカイブ
モデルハウス
資料請求