2021.10.11
BLOG【WORKS】庭が生む寛ぎの時間がある家 | プランニングの話
家を建てるためには絶対に必要な「土地」。
せっかく新たに土地を購入するのであれば、立地はもちろん、
家が建てやすい土地が良いと思われる方が多いのではないでしょうか。
注文住宅を希望し、建物にお金をかけたいと思われている方なら、
より一層土地にかかる費用は抑えたいところ。
形が整っている整形地や、道路と土地がフラットに繋がっている高低差のない土地、
建物が建っていない更地などが一般的に言われる「綺麗な土地」に当てはまりそうです。
しかし、注文住宅であれば、土地の特徴を存分に活かして、
その土地だからこそお施主様の希望とマッチした住宅を建てることも出来ます。
先月施工写真を公開させていただいたこちらの住まい。
▼HP WORKS
元々この土地には、鉄骨カーポート付きの建物が建っていました。
カーポートも含め既存の建物を解体するのか。
前面道路との高低差を解消するには階段をどのように配置したら良いのか。
土地に特徴がある分、プランもしっかり練らなければなりません。
お施主様の一番の希望は、「気兼ねなく休日を楽しめる家」にすること。
その想いを元に、家族や友人とバーベキューが出来る中庭を造ることをご提案。
あえて既存のカーポートは残す方向で建物をプランニングしました。
カーポートの後ろに中庭を配置することで、中庭と道路の距離を取ることが可能となり、
しかも元々の高低差のおかげで、外部からの視線は全く気にならないプライベート空間に。
LDKから臨む庭の広がり感が生まれるよう、
タイルテラスと芝庭を地続きに施工出来たのも、高低差があったからこそ。
内と外が続く開放的な空間は、室内にいても癒される憩いの場です。
