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2021.04.30
窓は家にとって重要なポイント。
ただ付ければ良いのではありません。
どの種類の窓を採用するか? 大きさはどうするか? 取り付け場所は?
取り付けする位置を間違えたら、光の入り具合や風の通りが悪くなり、住まいの快適さを失ってしまいます。
しかし、頭ではわかっていても、イメージが描きにくく、間取りにばかり気を取られてしまう方が多いようです。
窓を考えるのは後回し、なんてことにならないようにしましょう。
窓の役割は、採光・通風・眺望の3点が挙げられますが、注文住宅で窓を考える際には、窓が外観デザインのポイントになっていたり、部屋の雰囲気を作る要素になっていたりと、3点+αの考え方が出てきています。
今回は「結」が手掛けた住宅の中から、注文住宅だからこそできる窓の工夫についてご紹介したいと思います。
「結」では、LDKのようなくつろぎ空間には、床から天井まで高さ2m40cmの大きなペアガラスを標準仕様としてご提案させて頂いています。
大きな窓を採用することで、外からの明るさを取り入れることはもちろん、窓が天井と繋がるので、空間を広く見せる効果が得られるからです。
このような大きな窓を取り入れるとなると、外からの視線が気になる方が当然いらっしゃいます。
しかし「結」では、外から見えない場所に大きな窓を取り入れる工夫をしています。
外構部分とトータルに考える「結」だからこそ、明るさを取りつつ、プライベート空間を確保できるのです。
例えば、モデルハウス「東富山の家」の場合は、リビングの大きな窓の向こう側はデッキテラス。
デッキテラスを囲む壁により外からの視線は遮られ、プライベート空間が守られています。
そのため、近隣の視線を気にすることなく、カーテンを開けたままにしておくことができます。
そのことをお伝えすると、「あ~!そっか」と皆さん納得されます。
そうした住まい作りの工夫をしているからこそ、ここまで大きな窓を取り入れることができるのです。
また、施主様の要望をお聞きし、注文住宅ならではのご提案をさせて頂いた工夫がたくさんあります。
幾つかご紹介したいと思います。
①リビングの窓の工夫
こちらは、大きな窓を大胆に何枚も配置して、大きな空間を演出した例になります。
ソファに座ると前と左右に空が見えるので空間に広がりが。
大きな窓ですが、こちらも塀で囲まれているので、プライベート空間は守られています。
日差しを遮りたい時の為に、縦型ブラインドを設置していますが、基本的には目隠しをしなくて良いので、昼間は自然光が部屋いっぱいに降り注ぎます。
②地窓の工夫
地窓は、地面や床に近い低い位置に設置された窓のことを言います。
和室や玄関に取り入れられることが多く、プライバシーを守りながら明かりを取り入れることができる利点が。
柔らかい光を注いでくれます。
こちらのように、中庭の景色を切り取ることで、ピクチャーウィンドウの様な役割も。
外と繋がることで空間に広がりをもたらしてくれますし、良い印象を与えてくれますね。
夜にライトアップをすれば、また違った雰囲気を与えてくれます。
③トップライトの工夫
トップライトは、天井に取り付けられた窓のこと。
大きな窓を設置できなかったお宅に、明るさをもたらしてくれます。
こちらのお宅のように、隣家との距離の関係で大きな窓を設置できなかった場合や、北向きで十分な採光が望めない場合などに取り入れられることが多いです。
また、階段を家の中心に持ってきた場合などは、天井にトップライトを設けて、明るさを取り入れる工夫も。
昼間の階段の上り下り時に、電気をつけなくても問題ありません。
④室内窓の工夫
こちらは、リビングの一角にワークスペースを作り、その仕切りとして壁に窓を取り入れました。
いわゆる、採光・通風・眺望といった窓の役割はなく、インテリアの一部として窓を採用した例。
ガラスで空間を緩やかに仕切るので、家族とコミュニケーションを取りつつ、半個室のような空間に。
額縁のような窓が、インテリアのアクセントにもなっています。
このように、家には欠かせない窓にもたくさんの工夫があります。
「結」では、採光・通風・眺望の3点を満たしながら、心地良い家になるよう窓もデザインしております。
より良い空間作りのお手伝いをさせて頂いていますので、お気軽にご相談ください。
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